いつも当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
STAFF北島です。
それでは本日も早速入荷紹介していこうと思います!
シーズン的にはギリギリになってしまいましたが、毎年ご好評いただいているこちらをまずはご紹介。
VARIOUS
VINTAGE SUIT
ヴィンテージスーツが色々と入荷致しました。
ここまで数纏まってご覧頂ける機会も中々無いかと思います。
写真に写っていない物もまだまだあります。
スーツと言えばやはり、元々男の象徴であり、かっこいい物、憧れというイメージを数々のスクリーンのスターによって印象付けられていると思います。
スーツをビシッと着ている男性はやはりかっこいいです。
そんな素晴らしいスーツですが、見栄えがかっこいいのは勿論、式事や大切なタイミングで着用する事が多い為、不思議と着用すると背筋が伸びて気合いが入るみたいな、内面的な気分も上げてくれる素晴らしい洋服かと思います。
中でもヴィンテージのスーツは構築的な物がほとんどで、現代の着心地、着やすさを求めた洋服とは逆行していると言えると思います。
しかし構築的な事で体の補正が出来るというのがヴィンテージスーツの魅力の一つだと思います。
勿論サイズが合えばですが、マイサイズに出会った時の喜びと言ったら、、
ヴィンテージの醍醐味の一つだと思います。
長くなりましたが、おすすめをご紹介していきます。
VERY OLD
Chauntry
3 PIECE SUIT
MADE IN ENGLAND
今回入荷の中で個人的に1番好きです。
普通にフレンチだと思ってましたが、ブリティッシュでした。
ブリティッシュでもこういう生地使うんだなぁと新発見でした。
モノトーンベースに薄っすらブルーのラインが入っています。
素晴らしいファブリックですね、、
ヴィンテージスーツに共通して言える事ですが、兎に角生地が素晴らしい。
現代でこんな生地使ってるスーツってほとんど無いと思いますし、そもそも生地が織られていないなんて事もよく聞きます。
それではジャケットから見ていきます。
古い年代らしいセミピークドラペルでダブルブレスト。
ボックスシルエットっていうのも良いですね。
斜め上がりのポケットや
湾曲したアームなんかも古くて魅力的なディテールかと思います。
袖裏ストライプの生地も良いですし、ハンドステッチ箇所の多さも丁寧な作りで素晴らしいと思います。
続いてベスト。
ベストもセミピークドラペルのダブルブレスト。
かっこいいデザインですね。
バックには刻印入りの針式シンチバック。
気持ちスッキリしたレングスですが、パンツがハイウエストなのでバランスは良いと思います。
パンツはこんな感じ。
パンツはフロントツータックでゆったりとした腰回りで、ストレートシルエット。
癖もないので比較的着用しやすいシルエットかと思います。
ハイバックでサスペンダーで吊って着用するスタイル。
裾はダブル仕上げで年代らしい太さとのバランスが良いですね。
それではスタイリング。
SHIRT...OLD TURNBULL&ASSER COTTON SHIRT
SHOES...OLD J.M.WESTON SEMI-BROGUE SHOES
TIE...OLD HERMES SILK TIE
CASQUETTE...ADJUSTABLE COSTUME KEEPERS TWEED CASQUETTE
シンプルにスリーピースを主役にスタイリング。
イメージは古い映画に出てくる新聞を配ってる少年。笑
こういうキャスケット被ってるイメージです。
グレーベースなのでレッドのタイが映えますね。
スリーピースは僕でジャストサイズ。
かなり私物にしたいです笑
実物は本当に雰囲気あってかっこいいです。
ベスト単体でもかなりおすすめ。
春先はこれくらいでも良いですね。
襟付きでダブルのベストが存在感あってかっこいいです。
スリーピースとしては勿論、それぞれ単体でも活躍する素晴らしいスーツ。
おすすめです。
お次はこちら。
40's〜50's
BURTON
CC41
SET-UP SUIT
MADE IN ENGLAND
SIZE 38
バートンのCC41ラベルが付くスーツ。
スペシャルな1着かと思います。
バートンは言わずと知れた英国名門テーラーですので、クオリティは間違いないと思います。
こちらも生地が素晴らしい。
ベーシックなネイビーカラーですが、非常にソフトで滑らかなウール素材。
写真で伝わらないですが、本当に良い生地感です。
ジャケットから見ていきます。
年代らしいピークドラペル。
フロントはシングルブレスト。
ピークでシングルっていうのはこの時代ならではだと思います。
現代ではまず作らないデザインかと思います。
年代らしい襟幅と裾のラウンドも非常に魅力的です。
ノーベントというのも年代らしいかと思います。
パンツはこんな感じ。
年代らしいツータック入るゆとりある腰回りからワイドストレート。
裾はダブル仕上げ。
着用すると分かりますがかなりワイドで迫力あってかっこいいです。
ハイバックでサスペンダーで吊って着用するスタイル。
ヒップにはポケットが付きます。
裏地なんかは粗野なコットン素材でCC41らしい贅沢をしてない感じが伝わってきますね。
それではスタイリング。
SHIRT...OLD STRIPE SHIRT
SHOES...OLD J.M.WESTON GISCARD
HAT...VERY OLD HILHOUSE&Co×OLD ENGLAND WOOL HAT
こちらもシンプルに雰囲気あるスーツを主役にハットと足元はブラックで統一。
スーツはSTAFF高嶋でジャストサイズ。
ジャケットも勿論ですが、パンツのシルエットがかっこいいですね。
革靴との相性も非常に良いかと思います。
中々見つからないCC41ラベルの付くスペシャルスーツ。
サイズの合う方、多いかと思いますので是非店頭にてお試し下さいませ。
お次はこちら。
〜30's
WOOL
SET-UP SUIT
MADE IN FRANCE
フランス製のセットアップスーツ。
ブリティッシュのスーツもいい物多いですが、フレンチも良いスーツ多いと思います。
サージの様な織りがはっきりと見えるブラックウール素材。
ブラックは冠婚葬祭どんなシーンでもお使いいただけますので、1着持っておくと様々なシーンで活躍するかと思います。
ジャケットから見ていきます。
癖のないプレーンな3つボタンシングルのデザイン。
斜め上がりの胸ポケットや
後ろ下がりの肩線、
湾曲したアームの作りなど古いディテールが非常に魅力的です。
裾もラウンドしていて、絞りも無く、ノーベントなのでサックと呼んでも良いと個人的には思います。
布包みのボタンもフランスの古い年代らしい魅力的なディテールですね。
パンツはこんな感じ。
フロントノータックで比較的すっきりとしたシルエット。
ハイバックで針式のシンチバック付き。
年代らしいサスペンダーで吊って着用するスタイル。
あまりこの年代ってヒップのポケット付かないですが、こちらは付いています。
現代で考えるとあった方が便利ですよね。
ボタンは全てメタルのラッカー塗装。
股下にはしっかりとマチ付きでフランスの古い魅力が詰まっていますね。
前立て裏地のヘリンボーン生地やハンドステッチにより布端の処理など人の手間がかかっているのが分かりますね。
素晴らしいと思います。
それではスタイリング。
SHIRT...〜50's jeannin STRIPE COTTON SHIRT
SHOES...1974 BRITISH ARMY×CROCKETT&JONES GEORGE BOOTS
こちらもシンプルにモノトーンで纏めたスタイル。
こちらは僕でジャストサイズ。
シンプルなデザイン、カラーですが、現代では見かけないシルエット、生地、縫製と非常にクオリティが高いスーツだと思います。
それぞれ単体でも使い勝手の良いスーツです。
サイズの合う方は是非!
お次はこちら。
40's
WOOL
SET-UP SUIT
MADE IN FRANCE
お次もフレンチのセットアップスーツ。
先程に似た織りのはっきりしたウール素材でカラーはネイビー。
ブラックに劣らず、ネイビーも使い勝手の良いカラーですよね。
ジャケットから見ていきます。
ハンガーに掛かっていてもシルエットの美しさが伝わってきます。
素晴らしいですね。
斜め上がりの胸ポケットに
年代らしい間隔の狭い三つボタン。
フランスらしい裾のラウンドも素晴らしいですね。
肩線もしっかりと後ろ下がりで
前振袖も古くて魅力的なディテール。
裏地も光沢のある良い素材で
袖裏ストライプの生地も雰囲気良いと思います。
お次はパンツ。
こちらも先程同様、ノータックで比較的スッキリとしたシルエット。
年代らしいサイドポケットの弓形ステッチ。
ハイバックで針式シンチバック付き。
股下にはしっかりとマチ付きで
ボタンはよく見る刻印入りボタン。
それではスタイリング。
SHIRT...OLD CH.HUTH COTTON SHIRT
SHOES...1963 BRITISH ARMY×WILSON&WATSON WING-TIP SHOES
こちらのスーツはSTAFF高嶋でジャストサイズ。
比較的すっきりとしたシルエットのパンツがバランス良いですね。
ベーシックなカラーでプレーンなデザインとそれぞれ単体でも活躍してくれそうです。
様々なシーンにおすすめの1着です。
お次はこちら。
1976
Bailey&Weatherill
BESPOKE
SET-UP SUIT
MADE IN ENGLAND
イギリスのセットアップスーツ。
英国らしいグレンチェックが良いですね。
生地もそこまで厚手では無いので、春先も着用できそうです。
ジャケットから見ていきます。
バランス良い襟に3つボタン。
やや身幅はゆったりとしていますかね。
裾は結構ラウンドしています。
袖裏の生地も良い雰囲気です。
裏地の取り付けはハンドでビスポークらしいですね。
パンツはこんな感じ。
ツータック入ったゆとりある腰回りから裾に向かってすっきりするテーパードシルエット。
英国らしい長く伸びる持ち出し。
ウエストはサイドのアジャスターのみで調節するスタイル。
バックにはヒップポケットが付き
ジッパーは年代らしい片爪LIGHTNING。
パンツの裏地も洒落てます。
こういう独特な生地選びっていうのがビスポークならではだと思います。
ジャケットがイギリスサイズ36位、パンツはW33程です。
サイズの合いそうな方は是非店頭にてお試し下さいませ。
最後にもう1着ご紹介。
60's
WOOL
SET-UP SUIT
MADE IN ENGLAND
60'sのイギリスセットアップスーツ。
タグなどが付いていないので、どこのメーカーかは分かりませんが、良いスーツだと思います。
季節的にはギリギリかと思います。
起毛したウール素材でチャコールグレーのチョークストライプ。
落ち着いた良い柄だと思います。
ジャケットはこんな感じ。
年代らしいナローなラペルにやや長めの着丈のフロント三つボタン。
シンプルなデザインで良いですね。
パンツはこんな感じです。
かなりすっきりとしたシルエット。
ナローな襟に合わせた60年代らしいすっきりとしたシルエットが良いですね。
英国らしい長く伸びる持ち出しに
こちらも先程同様、サイドのボタンでウエスト調節可能です。
サスペンダーボタンも付属しますので、サスペンダーで吊っての着用でも可能です。
ジッパーも先程同様、片爪LIGHTNING。
年代らしさを感じられるすっきりとしたシンプルなスーツ。
ジャケットUK36程、パンツはW29程の比較的コンパクトなサイズ感です。
中々出てこないサイズ感かと思いますので、お探しの方は是非お試し下さいませ。
続いて、先週に引き続き、良いコートが入荷してきました!
やはり春の主役に必要なアイテムだと思います。
おすすめはこちら。
2006
HUNTSMAN
BESPOKE
CORDUROY COAT
MADE IN ENGLAND
スペシャルな1着かと思います。
英国サヴィルロウの中で最も高級とされ、映画キングスマンの元ネタともなった老舗テーラー。
中でもコーデュロイ素材のセミチェスター型はヴィンテージにおいてほぼ見ないですね。
コーデュロイっていうのが元々カントリーウェアを扱っていたハンツマンらしさがあって良いですね。
ライトベージュの非常に柔らかなコーデュロイ素材。
セットインスリーブに
フロント比翼三つボタン、
チェンジポケット付きとセミチェスターらしいディテールで素晴らしいデザインですね。
裏地は玉虫の様な生地で、フラップ付きっていうのも手が混んでいます。
カラークロスなんかもハンドステッチですね。
裏地の取り付けもハンドだったり、袖口は本切羽だったりとさすがのクオリティです。
それではスタイリング。
STAFF高嶋でなんとジャストサイズ。
英国らしいウエストのシェイプが素晴らしいです。
先程のBURTON CC41のスーツと合わせたスタイル。
シンプルなスーツの上から羽織るのがおすすめです。
存在感のある素晴らしいコート。
古く無いですが、正しく一点物ですので、サイズの合う方は是非。
お次もスペシャル。
1989
Burberrys'
C100
TRENCH 21
FULL SET
MADE IN ENGLAND
SIZE 44REG
バーバリートレンチコートの王様、TRENCH21です。
しかも今回フルセットでの入荷となります。
素材はピュアコットンの厚みのあるギャバジンクロス。
やや玉虫がかった表情が良いですね。
肩は馴染みの良い一枚袖。
大きめに着ても肩が主張しないのが良いですね。
欠損しがちなパーツも全て完備。
前にも細かく説明させてもらったので今回ちょっと省略しますが、ボタンで着脱可能な襟ライナー。
袖先まで続くキャメルヘアー混のウールライナーが付きます。
こちらもボタンで着脱可能。
ライナーの着脱でロングシーズン使えますし、真冬でもニットを着用すれば十分すぎる保温性です。
春先はライナーを外して軽い着心地を楽しんでもらいたいです。
チンストもしっかり残ってますので、襟を立てての着用もおすすめです。
希少なTRENCH21フルセット。
かなり条件揃った素晴らしい1着ですし、サイズが合う方も多いかと思いますので、こちらも是非店頭にてお試し下さいませ。
お次はこちらといきたいところでしたが、こちらはお嫁に、、
30's
PROTECTOR
WOOL COAT
EUROPE MADE
SOLD THANKS!!
30年代の古いウールコート。
譲ってくれた方曰く、フレンチらしいですが、個人的にはベルギーだと思いました。
どこの国の物か正確には分かりませんが、素晴らしいコートでした、、
本当に生地が素晴らしかったです。
ウールがメインだと思うんですけど、リネンも混じりそうな少しライトな素材感。
カラーがブラックっていうのも最高でしたね。
やや高めの位置に付く胸ポケット、
両腰パッチポケットはVポケですね。
素晴らしいディテール。
肩線もガッツリ後ろ下がりで古いですね。
バックはボタン留めのベルト付き。
たっぷりとした分量ながら、ウエストの程良いシェイプが美しいシルエットを生み出していますね。
袖ストラップ付きで
ボタンは全てシェル製。
個人的に初見のデザインと生地感で、かなり大好物でした、、
結構本気で私物にしたかった1着。
記念にスタイリング。
先程のフレンチのスーツの上からモノトーンスタイルも。
個人的にはこのジャケットとシャツとのレイヤードが結構好きでしたね。
本当に素晴らしいコートでした。
ありがとうございました!
最後にコートでは無いですがスペシャル。
OLD
Burberrys'
C100
DOUBLE BREASTED
JACKET
MADE IN ENGLAND
個人的に初見のデザインのバーバリージャケット。
こんなデザインあるんですね。
シンプルにかっこいいです。
これも生地が雰囲気抜群です。
コバートの様な深みのあるコットン100%の杢生地。
たまにバーバリーで見る生地ですが、渋くてかっこいいですね。
デザイン的にはショートトレンチの様な感じですかね?
袖とウエストにはベルト付き。
バックにはアンブレラヨークが付きます。
ダブルブレストのフロントデザインまではトレンチに似ていますが、セットインスリーブなのがトレンチとはまた異なる雰囲気ですね。
ポケットのデザインも新鮮ですね。
マチ付きのパッチポケットでフラップも付きます。
かなり手の込んだ良い作り。
このポケットがある事で着丈がカットされているっていう事は無さそうですね。
裏地は腰下からウール素材になっています。
割と長いシーズン着用できるかと思います。
それではスタイリング。
STAFF高嶋でジャストサイズ。
生地良し、デザイン良しの素晴らしい1着ですね。
先程のフレンチのスーツの上からラフに羽織ったスタイル。
開けて着てもかっこいいですね。
すっきりとした着丈で扱いやすく、様々なスタイルにおすすめしたい1着です。
初見のデザインで、これから見つかる事はそうそう無いかと思います。
気になる方は是非店頭にてお試し下さいませ。
駆け足のご紹介となりましたが、スーツに合わせてこちらもご用意しております。
その他にも色々と入荷しておりますので、
週末もSTRAY SHEEP有楽町店をどうぞ宜しくお願い致します!