いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
STAFF 尾方です。
先ずは11週年が記憶に新しいBONCOURAよりこちらが。
熱い漢によるBONCOURAのBONCOURAらしい動画がYouTubeにアップされました。
見ごたえ抜群の熱き動画を是非。
BONCOURA11周年モデルも絶賛販売中です。
着になる方は店頭にてご覧くださいませ。
オンラインでも販売しております。
話は変わりますが最近、カルチャーや当時の時代背景を参考にする為に映画をよく見ているのですが、非常に作品が多くてどれから見ていいか分からない時があります。
そんな時にふと書店で見かけたこちらのPOPEYEの特別編集版。
内容はと言いますと日本、海外の著名人が過去に見てきた名作を紹介するというもので、私はその日の見る映画をこの本から選ぶことが多いです。
もしかするとまだ書店にあるかもしれませんがAmazonでも購入可能みたいなので気になった方は是非読んでみてください。
そんな最近見ている映画ですが、90年代、2000年代の作品にたまに履いているのを見かけるブラックデニム。
今回ブラックデニムが入荷したので、中から2本ピックアップしてご紹介しようかと。
最初は定番のUSA製 501。
一見すると普通の501ですがこちらは先染めの仕様。
サイズもW30 L30のゴールデンサイズ。
ブラックデニムの中にも実は染め方に違いがあり、一般的に言われるのは先染め、後染めの2種類。
球数的には先染めの方が、後染めと比較すると圧倒的に少ないです。
私自身もブラックデニムが好きで他の古着屋さんで探しますが、そもそもブラックデニム自体が少なく、あっても後染めがほとんどです。
その後染めと先染め、どこで判断するのかというと、簡単で裏返して見れば一目瞭然です。
こちらが先染め。
こちらが後染めとなります。
染め方が違うということは、色落ちの仕方も変わってきます。
主観的にはなりますが先染めの方が経年変化すると全体的にコンクリート色に近いグレーに変化し、ヒゲ、蜂の巣が出てくるように思います。
後染めの方はというと、先染め程色は抜けなく全体的にのっぺりとした色落ちになるような気がします。
この先染め、後染めについては、ピスネームがオレンジ色のオレンジタブかどうかでも変わってくるので一概には言えません。
お次は品番が変わり〝550〟
基本的に当店で取り扱うデニムは501がほとんど。
そんな中こちらの550。
501とどういった違いがあるのかと言うと、501は綺麗なストレートシルエット。
550は腰周りにゆとりがあり、わたりから裾にかけて細くなっていくテーパードシルエット。
550は履いた時にその良さが分かります。
その良さというと何より動きやすい、且つシルエットが綺麗という点。
腰周りにゆとりがあるということは野暮ったくなってしまうのではないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、以外とそうではないです。
インスタでも紹介したスタイルで、ブラックという事もあると思いますが、ジャケットとのシルエットに連帯性が取れており野暮ったさを感じさせません。
そんな使い勝手のいいブラックデニムと合わせたコーディネートをいくつかご用意したのでご覧下さい。
自撮りですみません。たまたまこのブログを執筆中にブラックデニムを履いていたので。
ブラックモールスキンにブラックデニムを合わせるスタイリングはかなり頻繁にします。
深い理由はないですが、何となく〝っぽくなるから 〟です。
コーディネートをあれこれ考えるのは大事ですが、時には時間がない時や、楽にお出かけしたいがそれなりの格好はしたいという場面が必ずしもあると思います。
私はそんな時に取り敢えずというアイテムがブラックデニム。
こちらはレザージャケットに合わせたスタイル。
こちらも直球に合わせましたがそれっぽくなります。
ですがせっかくなので見えにくいですがハットも合わせてみました。
レザージャケットにブラックデニムというのも個人的にはかなりするスタイリング。
因みにですが、こちらの写真で使用しているノーフォーク型レザージャケット結構珍しいと思います。
気になった方は是非デニムと合わせてお試しになってみてください。
最後は少し捻りました。
バブアーに合わせたスタイリングで、カントリーさを出しながらも都会的なスタイルにミックス。
インナーにはBONCOURA 千鳥格子柄 バンドカラーシャツ。ボタンが黒なのでまとまりが出ます。
神は細部に宿るというくらいですので、小物としてアジャスタブルコスチュームと、レザーグローブも合わせて、足元はスペルガ。
縁の下の力持ち、という事でこれらのアイテムもブラックデニムと併せておすすめです。
最後にはなりますがブラックデニムは80年代~90年代辺りの所謂レギュラー古着になります。
ですが、たかがレギュラー、されどレギュラー。
実はブラックデニムは掘り下げると年代によって微妙に仕様が変わったり、表記が変わったりします。
何十年前のスペシャルヴィンテージも素敵ですが、比較的年代の浅い古着も背景、愛嬌があって好きです。
ブラックデニムは定食でいう所のご飯というくらいワードローブになくてはならないアイテムだと思っています。
今回、おすすめ2本のみのご紹介でしたが店頭には他のブラックデニムもございます。
ですので店頭にてモデル別、染め方別でお試しになってみて下さい。