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STAFF 尾方です。
今回もまず初めにおすすめの映画を。
«TOP GUN »
言わずとしれた名作。
若かりし頃のトム・クルーズ主演の航空アクション作品。
まだあどけなさが残るトム・クルーズの航空アクションは手に汗握ります。
個人的には作中に出てくるバイクについつい目を惹かれます。
トム・クルーズが乗っていたのは«Kawasaki GPZ900R »
2000年代前後くらいの映画には度々日本の車やバイクが登場しますが、そのどれもが今では希少な名車が。
日本の名車がかの有名な洋画に登場するとなると何故だか嬉しくなりますね。
もちろん服屋としてはトム・クルーズが着ていたG-1 レザーフライトジャケットにも。
トップガンを見てG-1 フライトジャケットを手に入れたという方も当時は多かったのかと。
ちょっと脱線しましたがそろそろ本題に。
今回は有楽町店にありますレザージャケットをご紹介。
« フランス製 パイロットレザージャケット»
近年では状態の良い物が少なくなってきている気がします。
フランス空軍の物と民間品の両方があります。
個体差による色も若干異なり、左袖に付く所謂シガレットポケットの形状も個々により違いがあります。
その中でも私がおすすめする1着を。
オリジナルはネイビーカラーですが、こちらはブラックの民間品。
着た瞬間から吸い付くようなしなやかな革でずっと触っていたくなるようなもっちりとした質感。
身幅とアームは他のものに比べると細く、野暮ったいシルエットにならないのも嬉しいポイント。
続いてはイギリス軍の物。
«イギリス軍 ジャーキンベスト »
こちらは二着入荷致しました。
色味は若干異なり、1着はフェードしたブラウン、もう一着はレンガ色に近い色味。
何故かブラウンの方の個体は右下の裾辺りがハギの部分が。
レザーの分量の関係かと思いますがはっきりとしたことは分かりません。
そこがまたいい味を醸しだしています。
赤レンガ色の方は若干のダメージがありますが、そこもまた味かと。
色味を活かしてニットやコートに1枚羽織ると、いつもとは違うアクセントのあるコーディネートになりそうです。
最後はイギリス物の40年代レザージャケット。
ジッパーもlightningジップ。
コの字留めだけでなく、ピンロック式、ジッパーエンドの金具など、古い年代のジップに見られる特徴がいくつか。
低い位置に取り付けられている両ポケット。
裏地は起毛感のある生地で肌触りも良く、暖かく今の時期におすすめです。
短丈なので、着丈のあるカットソーやハイウエストのパンツで合わせるとバランスが取りやすいと思います。
パイロットレザージャケットは国によって色合いや形が変わってきますが、フランス製の物はシンプルなデザインで使いやすいアイテムだと思います。
シンプルが故にレイヤードを楽しめると思うのでお客様のお好きなスタイルで組んでいただければと。