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STAFF ファルコンです。
今朝のインスタグラムにアップしたvery oldのファイアーマンパンツ。
インディゴのリネンにサイドには赤のパイピングでとても格好良いですよね。
ベルトループもなくサスペンダーで吊るスタイルなので40年代以前のものになるんですが、当時の消防士はこんなお洒落な格好で消火活動を行っていたのか気になります。
画像を探してみると...
こちらは1900年代の消防士写真。
消防車ではありませんが、放水用のポンプ車はもう使われているんですね。
白黒写真なので正確なところは分かりませんが、服の皺の入り方や張り感を見るとレザーのジャケットを着ているようです。
特に気になるのは一番左の人。
拡大して画像が荒くなってしまいますが、よく見ると見覚えのあるデザイン。
ビンテージ好き、特にレザーアイテム好きの方なら見覚えのあるデザインです。
なんとコルビジェジャケットではないですか!!
意外なところで発見です!!
閑話休題。
次はパリのデパート「PRINTEMPS」で1921年に起こった火災のイラスト。
黒の上下ですが、パイピングやボタンが分かりません。
生地感的には革ではなさそう。絵の雰囲気的にはリネンかもと言った感じでしょうか?
それにしても格好良い雰囲気です。
こちらは1950年代の写真。
やはり上着はレザーのようです。
これもウール襟のコルビジェジャケットっぽい感じ。
なかなかリネンを着ている写真が見つかりません…。
でも夏にレザーを着ているはずもないですしね。
これらの写真は古いものではないのですが、映画の撮影風景や消防のデモンストレーションのもの。
何年代を参考にしたものかは不明でしたが昔の消防の模様らしいです。
パンツのサイドのパイピングが同じですね。
そしてこちらは1950年代のブリキのおもちゃのパッケージ。
あの服(らしきもの)を着て、火災現場に入って行っている様子です。
パンツの色もサイドの赤いパイピングも全く同じ。
やはりこのスタイルで消防活動にあたっていたようですね。
お洒落過ぎです。どんなおもちゃだったのかも気になりますが、全く分かりませんでした...。
そんなリネンのファイヤーマンですが、只今パンツが2本、上下セットが一着在庫としてございます。
かなり古く珍しい物なので、ご興味のある方は是非見にいらっしゃって下さい。
因みにフランスの消防士のモットーが「勇気と献身」なのに対して、パリの消防士のモットーは「救うか、滅びるか」だそうです。
なかなかに過激なキャッチコピーですよね。