いつも当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
STAFF 手嶋です。
有楽町店はビジネス街に店舗を構えていますので、日々スーツ姿のお客様をお見かけすることが多いです。
デイリーにスーツを着る方もいれば、ドレススタイルとして日々のコーディネートに取り入れられる方も多いかと思います。
スーツの着こなし一つでも、その人の感性やファッション性が垣間見えたりしますよね。
お洒落にスーツを着こなしてる方を見かけると、やっぱり格好良いな、と思いますし、メンズならではなファッションですよね。
そこで本日は早速ですが、溜めていたこちらをご紹介させてください!
VARIOUS VINTAGE SUITS SET-UP & THREE PIECES
ヴィンテージのスーツセットアップ、スリーピースをたっぷりとご用意致しました。
時期的にも、スーツが活躍してくるかと思います。
スペシャルなピースもございますので、色々と想像を掻き立てながら見ていただきけると嬉しいです。
では早速こちらのスペシャルピースからご紹介。
40's
3 PIECES SUITS
MADE IN ENGLAND
イギリス製の40年代のスリーピースが入荷致しました。
鮮やかなネイビーにグレーの糸で入るオルタネイトストライプが素敵なこちらは、重厚感もあるしっかりとしたウール生地が使用されております。
かなりオーラのあるスリーピースかと思います。
現代のスーツというと、ジャケット、パンツのツーピースが基本かと思いますが、当時のスーツは、ジャケットとジレを同素材で合わせるのが主なスタイルだったようです。
そう言った背景を考慮すると尚、この年代で全て揃って出てくること自体が希少かと思います
ではまずはジャケットから見ていきましょう。
シングルの仕立てにセミピークドラペル。
ピークドラペルが付くと基本ダブルの仕立てだと思うのですが、こちらはシングル。
まずこのデザイン自体あまり見かけないかと思います。
セミピークドラペルのデザインで、尖りすぎず、程よく華やかな印象で、使いやすいデザインかと思います。
当時のスーツだと肩を強調する印象ですが、こちらはしっかりと綺麗に見せてくれつつ馴染みが良いです。
シンプルに三つボタンのデザインも格好良いですね。
年代らしいウエストの絞りはしっかりと。
良い作りの一着。
素晴らしいです。
お次はベスト。
四つ箱ポケットの付くシンプルなデザイン。
しっかり長さの出る裾のデザインはイギリスものらしい印象ですね。
背面はアジャスターも付き、ウエストに合わせてしっかりと絞って着ると綺麗です。
パンツも良いデザインです。
全体的なバランスとしては、裾にかけてテーパードのかかる少し細身のシルエット。
横に伸びる持ち出しに、
フロントツータック。
フラップ付きのコインポケット。
この辺りのディティールも、個人的にはめちゃくちゃ格好良いと思います。
パンツだけで着用したい際に良いアクセントになりますね。
ボタンフライにフックが2段階で付くので、フロントルックを綺麗に保ってくれます。
ボタンフライ苦手な方でも穿いていただきやすくて、良いですよね。
裾はダブル仕上げ。
年代らしい、ハイバックに、
サスペンダーで吊って穿く仕様。
それではこちらは着用感を。
モデル身長178cm
SUITS... 40's
3 PIECES SUITS
SHIRT... OLD
COTTON SHIRT
SHOES... 50's
Belorgey
SEMI-BROGUE SHOES
身長178cmのSTAFF 高嶋で、なんとジャストサイズ。
古い年代のスーツってサイズ感がやっぱり難しいかと思うのですが、こちらはジャケット、ベスト、パンツ全部めちゃくちゃ良いサイズ感でご用意できましたので、本当に良かったと思います。
パンツは腰でというよりかは、しっかりハイウエストで穿いていただくと、着用のように綺麗なシルエットになります。
黒靴でも勿論良いですが、このくらい発色良いネイビーと茶靴もまた、良い相性かと思います。
シックな雰囲気は残しつつも、重くなりすぎない色合わせです。
シャツも色物を取り入れて、軽快な感じに持っていくのもアリかと思います。
今回はシンプルにシャツ一枚で着ましたが、スカーフやタイも同系色というより、案外ビビッドなカラーチョイスが映えるのではと個人的には思います。
ウエストの絞りが綺麗に出て格好良いですね、、、
何せこの肩の馴染み具合が、現代に着ても浮かず、使いやすくて良いですよね。
スリーピースではもちろん、それぞれで着ても様になる素晴らしいピースかと思います。
お探しの方や、サイズ合う方は是非店頭にてお試しいただければと思います。
もうワンピース、おすすめを。
60's ~ 70's
BURTON
SET-UP SUITS
MADE IN ENGLAND
60年代から70年代あたりの年代のセットアップスーツ。
軍の制服を手掛けたり、英国王室にも品物を献上していたことでも知られる、イギリスの老舗テーラーのBURTONのセットアップです。
こちらはブラウンベースのグレンチェック柄。
それではジャケットから。
シングルの3つボタンでイギリスらしいスーツデザインに、
浅めのVゾーン。
レイヤードも楽しみやすいです。
スタンダードなノッチドラペル。
襟幅が広めなのも、年代らしいディティールですかね。
チェンジポケットもつきます。
サイドベンツで着丈は長め。
しっかりと動きやすい、良いディティールです。
お次はパンツ。
こちらは少し太めのストレートシルエット。
こちらも横に伸びる持ち出しに、フックが2段階で付くデザイン。
フロントツータックに、
こちらもフラップ付きのコインポケットが付きます。
このディティールはやっぱり少し変わってますし、格好良いですよね。
先程のパンツ同様、ハイバックで、
ベルトループは付かず、サスペンダーで吊って穿く仕様。
バックポケットはシンプルなデザイン。
パンツにもしっかりタグが残ります。
それではこちらも先ずは着用から。
モデル身長178cm
SUITS... 60's ~ 70's
BURTON
SET-UP SUITS
SHIRT... OLD
COTTON SHIRT
SHOES... OLD
Eduard Meier
ALTERI
CORDVAN WING-TIP
こちらもSTAFF高嶋で良いサイズ感です。
先程のスーツと比べると、こちらは全体的にゆったりとしたシルエットになります。
グレンチェックが秋冬の装いにぴったりで良い雰囲気です。
コードバンのバーガンディとも色馴染み良く、重くなりすぎず、丁度良いスタイル。
こちらもシャツや小物で遊ぶのもお洒落です。
イエローやビビッドなオレンジなんかも良さそうです。
肩馴染みも良いので、良い意味で年代っぽくなりすぎず、日々に取り入れていただきやすそうです。
若干ゆったりはしていますが、身頃も良いフィット。
程よく絞りが効くのも美しいですよね。
こちらはフィット感でいうとイギリスサイズで38ほどになりますが、個人差あるかと思いますので、是非店頭でお試しいただきたいです。
それでは続いてはこちらをご紹介。
こちらもだいぶ纏まってご用意できました。
VINTAGE WOOL GABARDINE COATS
ヴィンテージのウールギャバジンコート。
こちらもまとまった数をたっぷりご用意いたしました。
起毛感のあるウールコートよりも日本だと使える期間が長くて、雨風にもしっかり対応してくれるウールギャバジン。
防寒性もしっかりとあり、一着あると重宝する良い素材ですよね。
ではこちらもおすすめからご紹介致します。
~ 50's
A.Yorant
WOOL COAT
MADE IN FRANCE
古い年代のフランス製のウールコート。
ギャバジン織特有の、目のぎゅっと詰まったウール生地に、ラグランスリーブが特徴的かと思います。
ポケットも使いやすい、斜めに付くスラッシュポケットのみで、使い勝手良いシンプルなデザイン。
襟幅広めのラペルに浅めのVゾーンのデザインが良いです。
ニット一枚で合わせても良いですし、ジャケットスタイルの羽織でも。
袖の折り返しのデザインも特徴的ですね。
三つボタンに比翼仕立てで、上品な雰囲気漂う一着です。
カラーはライトグレー。
程よく光沢感があり、しっかりと肉厚なギャバジンの生地感は、現行のものでは味わえない仕上がりになってるかと思います。
この辺りの生地の雰囲気も、ヴィンテージで年代ならではな素晴らしいディティールですよね。
生地の重みもあり、歩くと靡くドレープ感もまた格好良いんですよね。
羽織るとこんな感じです。
モデル身長178cm
こちらは先程のBURTON のスーツスタイルと合わせて。
ゆったりとしていますが、STAFF高嶋で良いフィットです。
ライトグレーなので重くなりすぎないのが良いです。
ラペルが付くデザインですが、身幅はゆったりと取られており、イメージは裾に向かって、Aラインに広がるシルエットで。
また、ラグランスリーブならではな肩馴染みの良さも素晴らしいです。
3枚袖の作りです。
肩の主張は控えめでショルダラインをすっきりと見せてくれます。
Vゾーンが浅いので、ドレススタイルはもちろんですが、カジュアルなスタイリングにもぴったりハマります。
ワークスタイルなんかの羽織りにもおすすめです。
お次はこちらを。
50's
DUNLOP
WOOL GABARDINE
DOUBLE BREASTED COAT
MADE IN ENGLAND
程よい光沢感に玉虫のようなカラーにダブルの仕立てが特徴的なこちらは、世界的ゴム、タイヤメーカー"Dunlop"の一着。
皆様ご存知の通り、タイヤブランドのあのダンロップです。
1888年にスコットランド人獣医師のジョン・ボイド・ダンロップが息子のために発明した自転車用タイヤから始まった歴史あるメーカー。
DUNLOP TAILORED はイギリスの変動しやすい気候に対応すべく、防水加工を施した高機能なコートやレジャーウェアを展開していたそう。
ドレスカジュアルなファッション的要素もしっかり抑えながら、納得の生地感や作りの一着かと思います。
程よく肉厚なギャバジン織のウール生地がやっぱり雰囲気良いです。
トレンチコートのような感覚で着ていただけるコートで、使い勝手良く、おすすめです。
イギリスサイズで42ほどのサイズ感になります。
なかなか面白い背景のあるヴィンテージらしい一着、サイズ合う方は是非。
ギャバジンではないですが、もう一着おすすめを。
OLD
Burberrys'
REVERSIBLE COAT
MADE IN ENGLAND
バーバリーのリバーシブルコート入荷致しました。
こちらも毎度入荷のたびにすぐにお嫁に行ってしまうアイテムかと思います。
コットンギャバジンとチェックのウール生地のリバーシブルです。
今回はサイズ34ほどのサイズ感での入荷になります。
時期らしいベージュとオレンジのチェック柄が良い雰囲気です。
コンディションも良く、これから長く綺麗に着ていただけます。
それでは反対側も。
裏地ウールのタイプのリバーシブルコートは、たまにウール面が縮んでしまってるものもたまに見かけますが、こちらはしっかり両面でお使いいただけます。
コットン面を表地に、春先まで幅広いシーズンお使いいただけます。
それではこちらスタイリングを。
モデル身長162cm
SHIRT... ~ 50's
COTTON PULLOVER SHIRT
VEST... OLD
WOOL PULLOVER VEST
PANTS... OLD
ABROVIAN
WOOL TROUSERS
DEAD STOCK
SHOES... OLD
J.M. WESTON
SUEDE TASSEL LOAFERS
ウールのチェックの面を主役に、インナーとボトムスはシンプルに、靴でブラウンを拾ってまとめたスタイル。
ウール面の生地感とカラーリングがこっくりとした印象ですので、個人的には暖かみを感じられるスエード靴で合わせるのが気分かなと思います。
2枚袖のタイプですが、ショルダーポイント合えば、肩のラインを綺麗に見せてくれます。
コットンの面はこのような感じ。
変なシワや縮みがなく、綺麗に着れるのが嬉しいですね。
一着です二役な、万能な一着。
裏面かちらっと見える柄もお洒落ですよね。
身長162cmほどの私で少しゆとりあるフィット感。
良いサイズ感で着ていただける方多いかと思います。
お探しの方やサイズ合う方は是非!
それでは本日はこの辺りで。
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
ご紹介しきれなかったものがまだまだたくさんございますので、、、
それでは3連休もSTRAY SHEEP 有楽町店を宜しくお願い致します!