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皆様、初めまして。STAFFの北島です。
これから徐々にブログも書いていきますので宜しくお願い致します。
さて、しばらく暖かい日が続いておりましたが、ここ最近は気温も下がりいよいよ冬らしくなってまいりました。
そこで今回は今の時期にぴったりなコーデュロイ素材について書いてみます。
既にご存じの方も多いと思いますが、コーデュロイの名前のルーツは「太陽王」として知られるルイ14世だと言われています。(諸説あります。)
17世紀後半~18世紀のフランスで絶対王政の確立、自分の権力や富を見せつける為にヴェルサイユ宮殿を建てたりと確固たる地位を築いていたルイ14世にイギリスの織物業者が生地を献上したと伝えられています。
ルイ14世はその生地を大変気に入り、宮廷の庭師などの制服にこの生地を使用した事からフランス語で「Corde-du-roi」と呼ばれるようになったといいます。
[Corde]は畝、[Roi]はルイ王朝の意味で訳すと「ルイ王の畝」。なんか王様の畝って響き良いですよね、、。
というわけで、現在の「Corduroy」は「Corde-du-roi」が由来だと言われています。
これを知ったら秋冬物のフレンチワークでコーデュロイ素材が多いのも納得できる気がします。
(ちなみに日本では「コール天」とも呼びますが、コール天の語源は「Cord」+「天鵞絨(てんがじゅう)=ビロードの和名」です。要するに「畝のあるビロード」という意味からこう呼ばれています。)
そんなコーデュロイを使用したジャケット、パンツなどが入荷しております!!
中でも個人的なオススメはこちら。
VERY OLD
CORDUROY SACK JACKET
MADE IN FRANCE
かなりスペシャルなコーデュロイのサックジャケットです。
後ろ下がりな肩線やラウンドした裾、狭いVゾーンなどフレンチらしいディテールが魅力的です。太畝でしっかりと厚みがあり、パイル部分が暖かい空気を溜め込んでくれるので保温性もかなり高く、年内はアウターとしてお使いいただけます。
個人的な意見ですが100年近く前にフランスで作られた洋服が今こうして東京で見れる事が奇跡のように感じますし、この洋服が持つ100年近くのストーリーの続きを自分が共にすると思うと、そこにロマンのようなものを感じます、、
(共感してくださる方がいると信じています、、)
脱線してしまい、申し訳ございません。続きに戻ります。
サイズ感としましては、175cm,55kgの自分が着用してこんな感じですので参考になさってください!
このジャケット以外にも、サイズ、色味、畝の太さ様々なコーデュロイ素材のアイテムがございますので、是非店頭にてお試し下さいませ。
それでは皆様のご来店、心よりお待ちいたしております。