いつも当店をご利用いただき誠にありがとう
ございます。
スタッフ山下です。
皆様はゴールデンウィークを如何お過ごし
でしょうか?
私事で恐縮ですが、現在アーティゾン美術館で
開催されている、『モネ没後100年、クロード・
モネ-風景への問いかけ』を観てきました。
オルセー美術館が誇るモネ・コレクション
からも選りすぐりの作品が来日しています。

当日券は完売で大盛況でした。
お昼のランチ時に行ったので、美術館の中に
あるレストランで食事をしました。
モネの絵画からインスピレーションを得た
メニューでこちらもなかなか面白く、
美味しかったです。


絵画は当然素晴らしいのですが、ついつい気に
なるのは、モネの絵を描く際のスタイルです。
当時モネが屋外で制作する際、最もよく着用していたのが「画家用のスモック(Painter's Smock)」だったそうです。
特徴は、膝丈ほどの長さがある、ゆったりとしたプルオーバータイプや前開きの羽織です。
当時、絵の具をチューブから出して直接使う技法が普及し始めていましたが、
屋外では服が汚れやすいため、
大切な私服を守るための
保護服として機能していたそうです。
意外かもしれませんが、
当時の記録ではスモックの下にシャツとネクタイを着用している姿もしばしば見られます。
当時の「中産階級の紳士」としての身だしなみを保ちつつ、
その上に機能的な作業着を重ねていたそうです。
そこで、モネの普段のスタイルについて調べて
みました。
スモック姿は残念ながら
見当たりませんでしたが、
ネットで調べると普段の姿は発見できました。
カラー化されていますが、当時はこんな感じで
過ごしていたようです。
今時分であればこんな格好してたんですかね?

出典:"Claude Monet" in his garden at Giverny, Summer, 1905
Photo: Jacques Ernest
最近日本を含め、世界的に気候変動で
日によって寒暖差が大きいですよね。
そんな時に役に立つアイテム"ベスト"と
スタイリングをいくつかご紹介させてください!
先ずはベストからご紹介させていただきます。



"BOSTON STORE" VEST
MADE IN ITALY
SIZE L
フロントに4つポケットが配され、バックに
尾錠のあるスポーティーな逸品です。
正にサファリっぽさを感じさせる一着です!
こちらのベストを使ったコーディネートを
ご紹介させてください。

SHIRT...LINEN SHIRT
SIZE L
PANTS...LINEN TROUSERS
EURO MADE
SIZE 50
SHOES..."Dr.Martens" SUEDE SHOES
MADE IN ENGLAND
SIZE 9
SCARF..."Tie Rack" SILK SCARF
MADE IN ITALY
個人的にモネ展影響からか、アースカラーの
コーディネートが今の気分です。
そんな訳で、当時のモネを彷彿とさせる色使い
ですが、少し"サファリ"っぽさもあるイメージで
コーディネートを組んでみました。
サファリスタイルは、もともと19世紀の
アフリカ探検や英国植民地時代の装いに由来し、機能性と実用性を重視した服装でした。
これをファッションとして昇華させたのが、1960〜70年代のイヴ・サンローランです。
彼はサファリジャケットを都会的で洗練されたアイテムへと再解釈し、ラグジュアリーの文脈に引き上げました。
近年ではこの流れを受け、サファリスタイルは
より軽やかでレイヤードを楽しむ方向へ
進化しています。
そこで鍵になるのが「ベスト」です。
ジャケットほど重くならず、シャツの上に重ねるだけで立体感と機能美が生まれる。
ポケットディテールやコットンリネン素材を選べば、当時の実用性を感じさせつつ現代的な抜け感も演出できます。
特に大人の男性には、ベージュやカーキの
落ち着いたトーンのベストを軸に、白シャツや
軽いリネンパンツを合わせるスタイルが
おすすめです。
サファリの歴史的背景を踏まえながら、
都会的に洗練された着こなしができる点が魅力
ですね。
今のサファリスタイルは“冒険服”ではなく、
“余裕のある大人の装い”。
その中心にベストを取り入れることで、自然体で品のあるスタイルが完成すると思います。
同様にベージュのリネンのベストを
ご紹介させてください。


"JEANS" LINEN VEST
MADE IN ITALY
SIZE 44
フロントに2つのポケットがあることで、
こちらもスポーティーな印象です。
リネン素材ということも相まって、先程の
ものより、更に軽やかな感じです。
こちらを使ったコーディネートを
ご紹介させてください。

SHIRT...〜50's "IDEAL" COTTON PULLOVER SHIRT
MADE IN ENGLAND
SIZE 1
SHOES..."CROKETT&JONES" CHEVIOT2
MADE IN ENGLAND
SIZE 7 E
SCARF...SILK SCARF
MADE IN ITALY
こんな風に、モネやサンローランに思いを馳せたり、コーディネートを組む際に、
何かをオマージュして考えるのって
楽しくありませんか?
次に少し趣の違ったベストを
ご紹介させてください。


"Yell L"INEN VEST
SIZE 15
こちらのベストを使ったコーディネートも
ご紹介させてください。

TOPS...BRITISH ARMY NURSING GOWN
MADE IN ENGLAND
SIZE SMALL
PANTS...COTTON HERRINGBONE PANTS
MADE IN BELGIUM
SIZE FITS LIKE W37
SHOES ...スタッフ私物
BRITISH ARMY GEORGE BOOTS
MADE IN ENGLAND
SIZE 9 L
こちらはミリタリーのカーキのナーシングガウンに黒のスタンドカラーベスト。
この配色は、ミリタリーの土臭さと都会的なシャープさを一度に成立させる、かなり“使える”組み合わせだと思います。
まずカーキのガウンは、柔らかく抜けのある表情が魅力です。
風をはらむような軽さがあり、動きのある
シルエットを作ってくれます。
そこに黒のスタンドカラーベストを差し込む
ことで、全体がぐっと引き締まり、
スタイリングに芯が通る。
いわば「流れ」と「軸」を同時に作れる
構成です。
このコントラストは、イヴ・サンローランが得意とした、ミリタリーを都会的に昇華する
アプローチにも通じます。
カーキのラフさを黒で締めることで、
無骨さが洗練へと転化するイメージですね。
着こなしとしては、インナーは白や生成りで
抜けを出すか、あえて黒でまとめてモード寄り
に振るのも面白いと思います。
パンツは細身でもワイドでも成立しますが、
足元はレザーシューズやブーツで少し重さを
足すと、全体のバランスが整います。
「ミリタリー=ラフ」という先入観をいい意味で裏切りつつ、大人らしい落ち着きも保てる。
カーキ×黒だからこそ成立する、完成度の高い
レイヤードスタイルとしておすすめいたします!
最後にもう一着、ご紹介させてください。


"TRANSIT" COTTON ×LINEN VEST
MADE IN ITALY
SIZE 172
パッカリングやアタリの表情が抜群な
ベストです。
是非違いのわかる男に着ていただきたい
そんな逸品です。
なんか昔のコーヒーのCMみたいですが、、
こちらのベストを使ったコーディネートを
ご紹介させてください。



SHIRT..."Phenix" NYLON OPEN COLLAR SHIRT
MADE IN FRANCE
SIZE 3
PANTS...PIN CHECK COTTON TROUSERES
MADE IN FRANCE
SIZE FITS LIKE W30
イメージは、歴史ある海辺の町を夕方穏やかに
散策するときのような、ちょっと肩の力を抜いた
スタイリングです。
穏やかな街並みにベージュの
オープンカラーシャツに黒のリネンベストを
重ねた装いが映えます。
風を含む開放的な襟元と、
リネンの軽やかな質感が涼しげな印象を演出。
やわらかなベージュに黒を効かせることで
全体が引き締まり、古都の静けさにも自然と
溶け込みます。
抜け感と端正さを併せ持つ、大人の余裕を感じるスタイルだと思います。
ご紹介させていただいた4種類のベストですが、
それぞれ個性が光るものばかりです。
是非一度実物を触りながら、ご覧いただきたい
と思います。

店頭も本日模様替えをしております。
暑くなるこれからの季節に長く楽しんで
いただけるアイテムを揃えております。



店頭で実際に手に取っていただき、
ご一緒にお話ししながら、良さをご紹介
させていただきたいものばかりです。
皆さまのご来店心よりお待ちしております!
STRAY SHEEP 有楽町店
スタッフ 山下