VENTILE fabric smock

いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
スタッフの伊藤です。  

 

先日、ジョン・カーペンター監督の『ゼイリブ』を見ました。

 

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失業し、各地を放浪していた主人公は、ふとしたきっかけから社会に隠された「真実」を見抜くサングラスを手に入れる。


そのサングラスは、かけると街中の広告に潜む洗脳メッセージや、人間に擬態して社会に紛れ込んだエイリアンの姿が見えるようになるというもの。


やがて義憤に駆られた主人公は、秘密裏に進行していたエイリアンの陰謀を阻止すべく、レジスタンスの仲間と共にゲリラ戦を展開していく___

 

というあらすじ。

 

一見平穏に見える現実社会の裏では、エイリアン(よそ者)の恐るべき陰謀が進んでいた…

という、2026年の日本で見るとあまりにもな社会風刺。

 

もっとも監督自身は80年代アメリカの物質主義的な風潮の加速を念頭に置いて作品を作ったようですが、実際ネオナチのキャンペーンに使われたりしているようです。 

 

ものを作って自分の思っていることを他人に伝えるというのも相当難しいんだろうなと思います。

 

肝心の映画自体はそんなにハマりませんでしたが、レーガン政権下の輝かしいアメリカではこういう形の風刺が出てくる、という時代の資料として見ると楽しめました。

 

中盤、主人公が友人にサングラスを無理やりかけさせようとして殴り合いに発展し、体感10分ぐらい延々と殴り合うシーンがあり、そこはかなり面白かったです。

 

 

先週末も沢山のご来店、誠にありがとうございました。

 


新入荷のデニムやフリースも、ありがたいことに続々と旅立っていきましたが、まだまだ面白いアイテムございます。

 

早速沢山ご紹介…は頼れる先輩スタッフにお任せして、本日はそんな新入荷の中から一点、個人的に気に入っているものをご紹介します。

 

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OLD

ecologyst

VENTILE SMOCK

MADE IN CANADA

SIZE:L

 

なんとカナダメイドのベンタイルスモック。 

 

コットン素材でハイテク、大きめのネイビーカラー。

 

めちゃくちゃかっこいいです。

 

好きを理由に、ここ最近被りばかりブログでご紹介してる気がしますが…

 

 

やはり被りは合わせを選ばない取り回しのラフさが魅力。

 

何を合わせても良い感じにこなれてくれるので、春先着合わせに迷った時におすすめです。

 

話を戻すと、こちらのアイテムのブランド、ecologystは2002年創業のカナダのブランドらしいです。

 

調べたところエシカルな思想の強いブランドで、大量生産・大量消費批判の観点から、天然素材中心のラインナップや北米生産にこだわりがあるよう。

 

企業姿勢としてはパタゴニアとかに近いんでしょうか。 

 

服を着る時に背景をいちいち総ざらいする必要はありませんが、調べてみるとプロダクトとしての衣服の理解が深まって面白いですね。

 

それでは細かいところを見ていきます。


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適度な高さのある襟元。

 

フロントジッパーは止水ファスナー仕様です。

 

化繊のジャケットでもないのにこのディテール。

 

ベンタイルは現代でも防水衣料として成立しうる、というブランドの矜持を感じます。

 

新しめの古着を買う時、個人的に重要になってくるのがこの手のテクノロジーの搭載。

 

新しめのアイテムをわざわざ古着で選ぶ意味がここに生まれる気がします。


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フード本体は被りやすい大きめサイズです。

 

以前書いた気がしますが、この手の被りだとフードがやけに小さいものが多い体感。

 

実際被らないにしてもフードが小さいとファッション的にも貧相なので、大きい方がいいと思います。

 

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肩は馴染みのいいラグラン。

 

ラグランスリーブはシルエット的な馴染みの良さ以外にも、アームホールが広く中を着込みやすいメリットがあります。

 

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袖はスナップボタン留め。

 

利便性の高さを重視したつくりです。


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裾は若干後ろが長めの作り。

 

これもフィッシュテールって言っても良いんでしょうか?

 

プレーンなスクエアカットとは着た時の印象が意外と変わってくるので、重要なディテールです。

 


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右袖につくやや訛った形の6角形。

 

意匠といいエメラルドグリーンの色味といい、なんとなくテックっぽいニュアンスです。

 

モダンなディテールながらもフルコットンで更にベンタイル、カナダメイド。

 

00's以降の衣服ならではな魅力の詰まった1着かと思います。

 

イギリス製のベンタイルではないものの、その分グッドプライスでご用意できましたので是非ご検討ください。

 

 

合わせはこんな感じでいかがでしょうか。

 

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PANTS…70's Levi's 645 Denim Pants Deadstock

MADE IN SPAIN

 

SHOES…1966 British Army Leather Boots

MADE IN UK

 

フレアデニムにブーツで合わせてみました。

 

長かったオーバーサイズブームがおさまりつつある中ですが、とはいえいきなりエディライクなスキニーに移行するのも…という方にお勧めできるのがこの辺りのフレアパンツです。

 

セオリー通りだとフレアの上はジャストにするのがベターだと思いますが、あえて大きめの被りと合わせて変形Yラインシルエットをお楽しみいただくのも面白いかと思います。

 

 

続いてデニムでもう一つ。

 

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PANTS…Levi's 901 Denim Pants

MADE IN FRANCE

 

SHOES…Allen Edmonds Tassel Loafers

MADE IN USA

 

こちらは先染めブラックにローファーで合わせたスタイル。

 

パンツが645とは対照的なテーパードシルエットで、この手のアノラックの定番の合わせかと思います。

 

他にもチノパンなりミリパンなりと合わせていただいても良いですし、テックらしさを拾って黒無地のナイロンパンツとかと合わせてもかっこいいと思います。

 

お持ちの色んなパンツでお楽しみいただければ!

 

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スタイリングでご案内したリーバイスは現在も店頭在庫多数ございます。

 

リーバイスいえば日本におけるUS古着カルチャーの文化的アイコンですが、そのオルタナティブとしてのユーロリーバイスはすごく美味しいポジションだと思います。

 

染料やシルエットの微妙な差異、ユーロメイドであるということが形作る、王道から少し離れた魅力。

 

分かりやすいところに行きたくない天邪鬼な方はもちろん、ひとしきり通った粋な方まで。

 

リーバイスでありながらユーロ古着というねじれた面白さ、是非店頭でお試しいただければと思います。

 

こちらも併せて是非!

 

 

本日はこの辺りで。

 

今回ご紹介したベンタイルのスモックパーカーは、モダンな古着に触れるきっかけを作ってくれるような一着です。

 

合わせたデニムも含め、シルエットや生産背景の違いで選ぶ楽しさのあるラインナップになっておりますので、ぜひ店頭で色々とお試しいただければと!

 


それでは、明日も皆さまのご来店お待ちしております!