いつも当店をご利用頂きまして、
誠にありがとうございます。
STAFF杉上(スギウエ)です。
M-1ファイナリストが発表されましたね…
僕は年末年始よりもM-1が毎年楽しみです。
大阪出身なので、絶対に外せないお祭りなので!
準々決勝の動画も公開され、
ボルテージは高まるばかり。
先日
買い納めということで色々と古着屋を回り
今気分の物や王道的アイテムなどなど
色々と買い漁りました。
もう買わないもう買わないと決めているのに
気がつくとデカショッパーが手元に…
何故⁉︎
1年中同じ悩みを繰り返しています…
来年もどうせそこは変わらないでしょう。
変わる気がないと言ったほうが適切かも。
そんな年の瀬を感じる今日も、
気づけば12月に入り5日が経ちました。
31日までは、
読んで字の如く師走な月になりそうです。
でも、
嬉しいくらいに一気に気温が下がり、
本当の冬がやってきましたね。
色々数が揃うのを待っていたこちらを
一気に店頭にお出ししました。




VINTAGE
TWEED JACKET
ヴィンテージのツイードジャケット。
当店の秋冬の定番アイテムです。
オンシーズンという事もあり、
多くの方にリクエスト頂いていたジャケット。
好みの配色や柄でサイズがジャストだと
尚嬉しさが増すことかと思います。
本場である英国製を中心としたラインナップ。
新品の服にはないヴィンテージならではなオーラ
英国紳士たちが継いできた文化
その土地の風景すら纏っているような
独特の匂いと表情。
ほどよく経年したウールの乾いた風合い
絶妙な色の混ざり具合
そして現代の軽い服とは異なる存在感。



写真の通り、
タートルネックセーターとデニム、
ブラウンのレザーシューズ
という組み合わせで着ると、
英国古着らしい
「品のあるカジュアルさ」が
成立するオーセンティックな合わせ。
僕も大好きな着方。
クラシックなツイードらしい表情の引き出し方。
狩猟文化に根ざした
「カントリーウェアの王道」そのものです。
そもそもツイードは、
英国北部やスコットランドの過酷な気候で
日常着・作業着として生まれた背景があります。
雨風に強い
摩耗に強い
土や草の色と馴染んで目立たない
防寒性が高い
「必要性から生まれた無骨さ」が、
現代の軽くて薄い服には出せない魅力。
イギリスにおける
ツイードはファッションではなく、
生活のための衣服として生まれたこと。
見方を変えると、
当たり前のように見ていたツイードジャケットも
いつも僕が BLOGで書いているような
「本来意図されていない楽しみ方が
現代ではなされている服」とも言えます。
ここがファッションの面白さですよね。
「機能美」
ヴィンテージや古着を語る上では
切っても切り離せないキーワードです。
そんな
生活のために生まれた服
↓
ファッションとしての服
この流れを楽しむ自分もいる反面、
「なんでこんな素材が生まれたんだろう?」
と感じる自分がいたのも事実で。
だからこそ、
本場のイギリス/スコットランドに
この前行ってきました。
↓杉上個人 BLOG
イギリス編② 2025/9/1〜9/8 | straysheep kawasaki - 杉上のブログ -
現地の空気感や
現地の方のライフスタイル
食文化や風土、
それらを表面上だけでも感じることが
大事だと思い行きましたが、
ツイードという素材が生まれた理由を
少しばかり肌で直接感じることが出来ました。






Londonだけでは感じられないこと。





都心を離れ、
田舎町の雰囲気も帯びた
Manchesterや





港湾事業で栄えた歴史のある
Liverpoolを回ったことで感じられたこと。
行ったのは9月でしたが、
朝・夜はかなり冷え込み、
体感だけでいうと
直近の東京の夜に匹敵するような感覚
(あくまで体感)
海に面した街はかなり寒い。
労働者の街から大都市に発展した
Manchester & Liverpoolの
歴史博物館も回りましたが、


実生活にツイードが組み込まれていました。
防寒性も高く、タフ。
当たり前のようにデイリーウェアとして
着用されていたんでしょうね。
そして、
本場スコットランド。












お城をメインに栄えた城下町ではありますが、
まさにカントリーとシティが
同居している最高の都市。
他の都市では感じられない雰囲気。


当たり前のように僕が思い描く
スコットランドがそこにありました。
街を歩いていくと、





TWEEDをメインとしたショップが、
お土産屋感覚で立ち並んでおり。
僕が思っている以上に、
「ツイードの当たり前さ」を
感じることが出来ました。
城
都市
山
海
全てが凝縮されたスコットランドは、
「そりゃツイードって素材生まれるわ」
って感じます。
ウールの1種であるツイード。
それに適した気候。
生まれた背景を知れてよかった。
より好きになります。

先程の女性の写真のように、
オーセンティックな合わせはもちろんのこと、
自転車文化が栄えたヨーロッパだからこそ、
この人もインナーにツイードを着ていました。
オシャレすぎる…
自転車漕いでる…
1つの着方にこだわらず、
幅広い楽しみ方を知っているのも、
表現出来るのも、
現代の僕達だからこそだと思いますし、
クラシックにもカントリーにも、
カジュアルにも。
是非この機会に、お楽しみください。
さて、
いつも通り前置きは長いですね笑
が、共感頂けた方が店頭に足を運んでくだされば
僕は何より嬉しいです。
袖を通してみてください。
かっこよさを身に纏いましょう。
それではどんどんご紹介していきます。

Harris Tweed
JACKET
ツイードと言えば
皆様真っ先に思い浮かぶであろう
ハリスツイード。

このタグを見るだけでも安心感があります。
生地感の良さだけでなく、
様々な配色も魅力の1つですよね。




OLD
Dunn & Co.
HARRIS TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE 38 LONG
当店でもよく取り扱う
Dunn&Coのハリスツイードジャケット。
英国の有名な紳士小売チェーン店で
既製服の中ではクオリティが高い事でも
有名です。
あの人みたく「ダ〜ン」と唸ってしまうのも
うなずけます。

落ち着いた色味で
野暮ったさではなく、
品を感じられる1着です。

ツイードと相性抜群の
バスケットボタンもしっかりと。

Vゾーンの深さやラペルの大きさも
クセがなくお召し頂きやすいです。



よりイギリスらしさを感じれるサイドベント。
サヴィル・ロウの
伝統的ブリティッシュテーラーでも標準的な
ディテール。

袖裏の生地も古く、
手縫い箇所の多さも魅力です。

SWEATER… " benetton "
WOOL TURTLE-NECK SWEATER
DEAD STOCK
PANTS…WOOL TROUSERS
SHOES…" Church's " HICKSTEAD
そんなジャケットは、
オーセンティックに
タートルネックセーターとスラックスで
大人の装い。
Dunn & Co.
初めての1着としてもかなりオススメです。
是非。
続いては、こちら。




OLD
Sturka
HARRIS TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE FITS LIKE UK38
モカブラウンベースに
イエローやダークブラウンが混じり、
秋冬らしさを感じられる配色。

僕も大好きな色です。




先程と同様のディテール。
生地にハリ感があり、
まだまだタフにお召し頂けます。
ご自身の身体に馴染ませていく
経年変化も存分に楽しめますね。

センターベント仕様。
アメリカントラッドな装いにもどうぞ。
続いては、こちら。




OLD
Dunn & Co.
HARRIS TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE 100REG
このタグでも年代しっかり古く、
60〜70年代に主に使用された青タグ。



使用感はございますが、
古着慣れされている方がカジュアルに着るなら
もってこいな1着。

Vゾーンが浅く、
カチッとした印象に。
だからこそスカーフを巻いたり、
Barbourに Tricker'sを合わせたりと
カントリースタイルにも相応しい
ジャケットです。


ややラウンドした前立ても良いですね。


こちらも袖裏地が古く、
縫製の高さもうかがえます。
質の良いハリスツイード、
実際に袖を通すと純粋にカッコいい。

SHIRT…" Charvet " COTTON SHIRT
PANTS…" Levi's " 501
DENIM PANTS
SHOES… " CHEANEY "
LOAFERS BENCH MADE
軽やかにローファーでも、

SHOES…" Russell&Bromley "
SUEDE CHUKKA BOOTS
チャッカブーツでも。
当店お得意のUK Levi's / FRENCH Levi'sは
言わずもがなな合わせ。
是非。
続いては、こちら。


OLD
HARRIS TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE FITS LIKE UK40
個人的にツイードの醍醐味を体現してくれている
1着だなと感じます。

毛羽立ちの見られるツイード。
暗く沈んだ色味。
このやれた雰囲気は他にはない
古着らしいジャケットです。

生地の色味ともマッチするバスケットボタン。




単色ではなく、
レッド × グリーン × ブルーの
大振りなチェック柄も単調にならずに
カジュアルに振れる要素だなと感じます。
ハリスツイードと言えば…



1964年公開のゴールドフィンガーで
ショーン・コネリーのボンドが着用したことでも
有名。
当時日本でも流行り、
ボンドルックと呼ばれてたそうですね…!
他にもツイードと言えば、



これは外せません。
炎のランナーや、

個人的に好きな
マイ・フェア・レディ。
ヒギンズ教授のポケットチーフなんかも
さりげない品を纏っており、憧れます。
コートいらずと言われた
ハリスツイードのジャケット。
是非。
お次も、
まだまだツイードジャケットのご紹介を。



OLD
BURTON
TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE FITS LIKE UK38
イギリス好きには嬉しい
BURTONのツイードジャケット。










60年代相当でしょうか。
ここまで古いBURTONのツイードジャケットは
中々お目にかかれないかと思います。
この BLOGでご紹介している物
全てに当てはまりますが、
コンディションはかなり良く、
そこもお伝えしたい点。

ストライプ柄の袖裏地の古さも良いですね…。
続いては、こちら。




OLD
Burberrys'
IRISH TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE 52REG



先日SOLDになった1枚袖のアイリッシュツイード
ならぬ、
アイリッシュツイードジャケットも
入荷致しました。

生地の良さは言うまでもなく…





そこにこの配色というのが
Burberrys'の気品を表していますね。
ブランドラックとかにもありそう。
黒のネクタイに白のドレスシャツ、
黒のスラックスに内羽根ストレートチップ。
モダンなシルエットでハマりそうです。

SHIRT…BRITISH MILITARY COTTON SHIRT
TIE…OLD HERMES SILK TIE
PANTS…1975 FRENCH MILITARY
WOOL TROUSERS
SHOES…" TIMPSON "
SUEDE WING-TIP SHOES
茶靴でももちろん。
オフの日でも手が伸びてしまう
アイリッシュツイードジャケット。
是非。
続いては、こちら。



OLD
TWEED JACKET
MADE IN FRANCE
SIZE FITS LIKE FR46/48
イギリス製の物よりも珍しい
フランス製のツイードジャケット。

イギリス製でも見られる配色ではありますが、
より彩度が高く、
明るさを感じられる色味と柄です。
どこかフレンチらしいと感じるのは
僕だけではないはず。







ディテールは変わらずクセはありません。
袖裏もストライプ柄でしっかり古いですし、
手縫い箇所の多さもこだわりが垣間見えます。
また、




OLD
WEINGARTEN
TWEED JACKET
MADE IN GERMANY
SIZE FITS LIKE GR44





フランス製だけでなく、
ドイツ製も。
なぜ、
イギリスよりもフランス製・ドイツ製は
少ないのか。
それは、
気候
ファッション文化
機能性志向
素材のトレンド
などがイギリスとは異なるからだそう。
例えば、
重さのあるツイードよりも、
ロロピアーナやゼニアなどの軽い生地を
使う傾向があったり、
美意識の違いがあるとのこと。
2国の
主流なスタイルや気候と
必ずしもマッチしないため、
ニッチな位置づけになっているそう。
面白い…。
こんな書き方をしてしまいましたが、
あくまで国の違いなだけで、
どっちが良いとか悪いとかの話では
一切ありません。
ただ、
そんな背景も含めて
お気に入りの1着を求めにいらしてください。



OLD
Aquascutum
TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE FITS LIKE UK40
先程ご紹介したBurberrys'だけでなく、
英国好きとしては見逃せないアクアスも。
是非…!!
唐突ですが、
僕はこんな感じでツイードを着たいです。



JACKET...EURO TWEED JACKET
INNER...FRANCE " Gicipi "
TURTLE-NECK SHIRT
PANTS...UK " Levi's " 501
SHOES...ITALY " George Cleverly "
CHUKKA BOOTS
冒頭のSTAFF高嶋同様、
タートル × デニム × 茶靴。



SHIRT... UK CHAMBLAY SHIRT
PANTS...US " Levi's " 505
SHOES...US " G.H.BASS "
PENNY LOAFERS
アメリカライクに
シャンブレーシャツ × デニム × ローファー。



SWEATER...〜50's GERMANY HARD WORN
V-NECK SWEATER
INNER...EURO MOCK-NECK SHIRT
PANTS...GRAY SLACKS
SHOES... " Church's " PENNY LOAFERS
もう少し崩して着るなら、
僕はこんな風に。
王道な着方はもちろん、
自分の年齢だからこそ似合うツイードの着方を
模索していきたいです。
最後に、
「こんなノリで僕も着こなしたいな〜」
と思った写真を。

こんな年でもツイードです。
だからこそ、
「若いからツイードは…」
とか言うのは無しです。
どんなご年齢の方でも。
今から馴染ませて、
おじいちゃんになる頃には
肌のように同化してる。
そんなオシャレ人生を目指しましょう。
若造が序盤から長々と、
少しうるさい事言ってしまいましたが…
ツイードジャケット
この機会に是非。
お次は、こちら。

KEEPERS TWEED JACKET
こちらも同様にお探しの方の多いジャケット。




OLD
BROOK TAVERNER
KEEPERS TWEED JACKET
DEAD STOCK
MADE IN ENGLAND
SIZE 40

ハンティングを管理するゲームキーパーが
タフな環境で使用していたとされる
キーパーズツイード。
そんな背景のある服が
希少なタグ付きのデッドストック個体。
これからタフにお使いいただける
1着かと思います。

重厚感のあるツイード素材に、
年代も感じられる



チェンジポケットやスラントポケット。




オーソドックスな3つボタンのデザインに
センターベント。
程よいVゾーンの深さで、
お召し頂きやすい1着です。
キーパーズツイードらしい
毛足が短めのツイードにグリーンとブラウンの
奥行きある色味が格好良いです。
続いては、




OLD
JOHN BROCKLEHURT
KEEPERS TWEED JACKET
MADE IN ENGLAND
SIZE FITS LIKE UK38
先程ご説明しましたように、
ゲームキーパーのみ着用していたため、
現存数が少なく希少なジャケットです。
先程ご紹介した物と合わせて、
共にオススメでございます。

密に織られた堅牢な生地。

やや斜めに上がった胸ポケットに、

チェンジポケット。

裾の両ポケットも、
しっかりと角度がついています。
イギリスらしさも感じます。




形としても癖のないノッチドラペルで、
着用時のシルエットも美しい1着です。

裏地に入った名前もイカしてます。
誰がこの方の思いを引き継ぐのでしょうか。
出会いが楽しみです。
是非。
.
.
.
ここまでお読み頂きありがとうございました!
色々とご紹介してきましたが、
ジャケットでありながら、
どこか肩の力が抜けた雰囲気。
それは、
冒頭にも書いたように、
もともとフォーマルではなく
日常着として使われてきた背景があるからこそ。
着崩しても格好がつく。
小綺麗すぎず、親しみやすい。
経年してこそ魅力が増す。
時代を経てきた
ヴィンテージツイードだからこそ
得られる高揚感は必ずあると思います。


ハリスツイードも、
キーパーズツイードも。

アウターとしてジャケットの上からBarbourや、



TootalやSammyのスカーフや、



デニムなどに合わせて是非。
店頭にてご覧くださいませ。
他にも、


ヘビーアウターや

先日の BLOGでもご紹介致しました
イベント戻り 商品紹介 - STRAY SHEEP YURAKUCHO BLOG
↑Burberrys'をはじめとしたコットンコートも
様々入荷しております。
是非、古着屋らしくディグりに来てください。
BLOGでご紹介した物以外にも
冬物中心にかなりの数お出ししました。

よろしくお願いいたします。
それでは今週末も
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
STRAY SHEEP有楽町店
杉上 伊吹(スギウエ イブキ)