いつも当店をご利用頂き、誠にありがとうございます。
STAFFジミーです。
つい最近まで、春とは思えない冷え込みの日々でしたが、気がつけば夏日なんて言葉をテレビで見かけるようになり、、、
週末は30℃を超えるそうで、、、
洋服が追いつかん!!なんて方も多いのではないでしょうか。
そんな今の時期にまさに丁度良いのでは?と言うアイテムを、、、、
今回纏まって入荷したmac&maggieのビスコースジャケット。
あまりこう言った、春夏に着用できるようなシャツジャケットみたいなアウターってヴィンテージだと中々ないです。
特にこれだけの量が纏まってお出しできる機会ってかなり希少かと思います。
アウターとしては勿論、1枚でも決まってしまう様な万能型のアイテム。
シンプルな装いになりがちな春夏シーズンに程よいアクセントを加えてくれる素晴らしいアイテムだと思います。
mac&maggieとは1976年に創設されたファッションチェーン。
ファッショナブルで風変わりなデザインが特徴的なブランドですね。
最盛期にはオランダ、ベルギー、ドイツ、イギリスなんかにも店舗を拡大していた様でしたが、1996年に残念ながら活動を終了してしまった、今は無きブランドですね。
70年代らしい発色の良いカラーリングや80年代に流行った
ガンガンに肩パッドの入ったテーラードジャケットと時代の移り変わりが感じられるスタイル。
勿論日本でも
(個人的に学生時代大好きだったとんねるずの1985年にリリースされたアルバム。)
やっぱり当時のカルチャーが感じられますね。
とは言え、現代のファッションで主張の強い肩パッドは敬遠されがちですよね、、、
今回入荷したジャケットは、実は店頭に届いた時にはガンガンに肩パッドが入ってましたが、スタッフで外させ頂きました。
カラーは今回ブラウン、
ホワイト、
ミントグリーン
の3色展開。
サイズはM.L.XLとサイズ展開もしっかりとございますので、是非店頭にて着比べてみてくださいませ。
細かく見ていくと
落ち着いたブラウンカラーにブラックのストライプ柄。
レギュラーカラーと正統派の様な形かと思えば、パイロットジャケットのようなショート丈で良いデザインですね。
肩はセットインスリーブ。
ドレープ感の美しい柔らかいビスコース生地なので、年代らしくオーバーのシルエットで着用しても良いかと思います。
前立ての小ぶりなボタンもまた可愛らしい印象ですね。
ウエストにはスラッシュポケットのみのシンプルなデザイン。
しっかりポケット付きと言うのが有難いディテールですね。
袖先はシングルカフス。
裾にはゴムが入っており、メリハリのあるシルエットが良いですね。
こちらでスタッフ北島、村松、高嶋でスタイリングを組むと
まずはブラウンから、、、
SHIRT...OLD Van Heusen COLLARLESS SHIRT
PANT...OLD WOOL HERRINGBONE TROUSERS
SHOES...OLD Church's LEGATE
SCARF...OLD TOOTAL SCARF (SOLD OUT)
カラーレスシャツにスカーフ、ウールパンツの少しドレッシーなスタイルに合わせて
シャツ襟なのでそのままスカーフを合わせても良いですね。
スタッフ北島が着用しているこちらはXL表記。
サイズ感はかなりルーズですが、80年代らしいオーバーなスタイルでも悪くなさそうです。
少し袖先の溜まりはありますが、リラックス感のあるサイジングですね。
開けてみるとこんな感じですね。
ブラウンカラーには暖色のスカーフが色合わせしやすいかと思います。
柔らかいビスコース素材なので肩落ちの仕方も自然ですね。
お次はスタッフジミーがサイズLで
SHIRT...OLD Taddei OPEN COLLAR SHIRT
PANT...〜50's CANADIAN MILITARY COTTON TROUSERS
SHOES...OLD Church's LEGATE
インナーにはラフなオープンカラーシャツ、パンツにはカナダ軍のコットントラウザーズ。
ミリタリーパンツともやはり相性は良さそうですね。
サイズ感はスタッフジミーで着丈はまずまずですね。
そもそものサイズバランスが肩幅、身幅共にたっぷり取られているので、ジャストサイズで着ると言うよりはこれくらいのバランス感の方がしっくり来るかなって思います。
襟は敢えて出すスタイルで、、
開襟シャツなので視覚的にも涼しげですね。
アームホールがたっぷりと取られているので袖の溜まり方も自然ですね。
お次はミントグリーンカラーで
SHIRT...50〜60's Van Heusen COLLARLESS SHIRT
PANT...50's Le Favori BLUE MOLESKIN PANT
SHOES...OLD Church's CHAGFORD
同系色で統一した纏まりのあるスタイル。
スタッフ北島曰く、80年代のアメリカの学生をイメージしただとか、、、
これをモールスキンではなく、アイスブルーのデニムだったらまさにって感じですね。
スタッフ北島が着用しているのはMサイズ。
ジャストって感じです。
かなり着丈は短めなので、しっかりと股上があるパンツだと難なく合わせられますね
開けるとこんな感じです。
しっかりと柄に存在感があるので、デイリーに使うならこんな感じで如何でしょう?
サイクリストジャケットの様なショート丈。
しっかりとウエストで絞りが効くのがいいですね。
お次はスタッフ高嶋で、、、
PANT...OLD Ermenegildo Zegna LINEN TROUSERS
SHOES...OLD Heinrich Dinkelacker WING-TIP SHOES
シンプルにゼニアのリネンスラックスと合わせたスタイル。
無難にこんなスタイルでも良さそうですね。
XLサイズでスタッフ高嶋で少しオーバーサイズ。
基本的にはジャケットではアンボタンが普通かと思いますが、下まで留めた時のブラウンジングの感じも良いですね。
お次はホワイトカラーで
SHIRT...Turnbull&Asser COTTON SHIRT
PANT...1988 ANDERSON&SHEPPARD BESPOKE LINEN TROUSERS
SHOES...OLD Church's CHAGFORD
TIE...OLD Beau Monde TIE
上品なリネンスラックスにタイドアップのスタイル。
フルオープンで着用しても、バルスターライクに真ん中だけボタンで留めるようなスタイルでも良いかと思います。
こちらはサイズMでスタッフジミーにはジャストサイズ。
身長170cm前後の方でしたらMサイズが程よいバランスかなって思います。
ネクタイはあまり柄の主張が激しく無い物だと合わせやすいかと思います。
お次はこちら
SHIRT...OLD DOUBLE BREASTED SHIRT
PANT...OLD LINEN TROUSERS
SHOES...J.M WESTON GISCARD
こちらはサイズL。
スタッフ高嶋で程よいサイジングですね。
開けて着用するとこんな感じです。
白黒のモノトーンの配色なので色物と合わせやすいですね。
スタンドカラーだと首元がゴチャつかずスッキリとし印象ですね。
お次は気温が上がってくるこれからの季節にはぴったりな
リネンスラックスが纏まって入荷しました。
まずはおすすめなこちらを
1988
ANDERSON&SHEPPARD
BESPOKE
LINEN TROUSERS
MADE IN ENGLAND
イギリスの伝説的なテーラー、アンダーソン・シェパード。
英国服好きには堪らないブランドかと思います。
ピスタチオカラーのような淡いグリーンなカラーリングに触れば一瞬で物のクオリティが分かってしまう様な上質なリネン素材。
フロントフライトップはブリティッシュらしい横に伸びる持ち出し。
デイリーに使いやすいジッパーフライと言うのも良いですよね。
また、使われているジッパーはフランスのジッパーブランド、ECLAIR社。
フロントは上品なインタックのワンプリーツ。
そこから伸びるセンタープリーツ。
非常に美しいですね。
ウエスト部分には、ハンドステッチ入りのスラッシュポケット。
高級感のあるデザインですよね。
また、ウエストにはサイドアジャスターが付きサイズの調節が可能です。
バックルにはチェコスロバキア製の物が使われていたり、一つ一つのパーツに対する拘りも感じられますね。
股には小さいですがガゼットがしっかりと付きます。
裾の仕立てはダブルで少し高めにロール。
バックはボタン留めの片玉縁。
シェルボタンが良いアクセントですね。
また、特筆すべきは
裏地やアジャスターなどが全てハンドの取り付けであると言うこと。
流石は伝説的なテーラーと呼ばれるだけの事はありますね。
80年代後半だともう大量生産が主流の世の中だと思いますが、こう言ったスローで丁寧なもの作りにはグッと来ますね。
こちらのスタイリングで使ったパンツですね。
サイズ感はスタッフジミーでは大きめでしたね。
レングスは丈詰めを想定して折り返して履いております。
センタープレスの入る立体的なフォルムで非常き美しいシルエットです。
ウエストも大きめですが、サイドアジャスターを限界まで絞ったらなんとか履けました。
W34インチ程度がジャストの方でしたら程よい感じでお召しいただけるかと思います。
お次はこちら
OLD
Ermenegildo Zegna
LINEN TROUSERS
MADE IN ITALY
こちらもイタリアを代表する生地メーカー、エルメネジルド・ゼニアのリネンスラックス。
合わせのしやすいダークネイビーカラーにピュアリネン100%。
程よく光沢感が抑えられていて、シャリ感のある涼しげな生地感が魅力的ですね。
ボタン留めの横に伸びるウエストベルト。
OPTI社製のジッパーフライと言うのも良いですね。
2タックでゆとりのある腰回り。
夏場でもストレスなく着用できますね。
ウエストにはしっかりとコインポケットと付きます。
裾はダブルで
背面にはボタン留めのバックポケット。
実用的なデザインですね。
こちらのスタイリングで使用したアイテムです。
サイズはスタッフ高嶋でウエストはベルトレスでも履けますが、気持ち丈は短めな印象ですね。
程よく艶感は残っており、色気のある雰囲気が洒落てますね。
裾はダブルなので、少しボリュームのあるシューズで合わせてみました。
まだまだ行きます。
お次はこちら
OLD
MAESTRAMI
LINEN TROUSERS
MADE IN ITALY
ブラック、ホワイトの杢調の少し風変わりな印象の一本。
生地に表面に深みがでる杢調のカラーリングは良いですよね。
シンプルなジッパーフライに
フロントは4タックのデザイン。
多くのパンツは2タックまでが基本だと思います。
ただ、タックはどれも浅めに入るので極端にワイドなシルエットって感じでもないですね。
サイドのスラッシュポケットも少し低めな取り付け。
足元はスッキリとしたテーパードのシルエット。
裾は未処理なのでご自身に合わせてご着用頂けます。
バックポケットのデザインも変わっていて、唯一無二な感じが出て良いですね。
パンツラストはこちら
OLD
LINEN TROUSERS
MADE IN ITALY
こちらもイタリアメイドのリネンスラックス。
しっかりと張りがありながらも柔らかな素材感が素晴らしいです。
リネンらしいネップ感も良いですよね。
サイドのスラッシュポケットにはハンドステッチの入るデザインで
裾の仕様はシングルで
裾裏にはグルっと一周テーピングが施されています。
ブランドタグは特に付かない個体ですが、かなり丁寧ね仕立てですね。
バックポケットもしっかりとボタン留めの両玉縁。
クオリティの高い一本かと思います。
こちらのスタイリングで使用したアイテムです
サイズはスタッフ高嶋でジャストサイズ。
程よい太さで大人っぽい上品なルックスですね。
さて、パンツの次はこちらで
変わり種のシャツ。
これからのシーズン、シャツ1枚で着用するシーンも増えてくるかと思いますが、オーソドックスなシャツよりこう言った変わり種なシャツはファッションとしても面白みがあるかと思います!
まずはこちらから
OLD
jacqueline
LINEN
DOUBLE BREASTED
SHIRT
EUROPE MADE
シャリ感のある少し太めな番手で織り上げられた生地で通気性もかなり高いかと思います。
ツートンのカラーリングでロングポイントの襟の感じもまた良いですね。
おそらくは後付けかと思いますが、ネックにスナップボタンが取り付けられてます。
ネックの開きが無くしっかりと着用できそうです。
特徴的なダブルブレストで
幅広な袖ぐり。
体に密着する事なく軽やかにストレスなく羽織って頂けます。
袖先は扱いやすいシングルカフスで
裾はスクエアカットで深めにスリットがはあります。
Tシャツなどをレイヤードしても良さそうです。
お次もダブルでこちらを、、、
OLD
DOUBLE BREASTED
SHIRT
EUROPE MADE
スタンドカラーでチャイナシャツのようなルックスな首元のデザインに
間隔の近いダブルブレスト。
小ぶりなボタンなのもあまり癖がなくて良いですね。
少し変わった胸ポケットのデザイン。
シザーポケットのような細めなポケットにボタン付きのポケットの二口。
フラップポケットかと思いきや、ポケットまで届いて無く、完全に飾りですね。笑
裾はややラウンドしたカッティング。
これでしたら、1枚でも着用しやすいかと思います。
袖先はシングルカフスでデイリーに使いやすいと思います。
こちらのスタイリングのインナーで使用したアイテムです。
サイズはスタッフ高嶋で程よい大きさですね。
こちらはタックインしてますが、一枚で着るならアウトして着用するのがおすすめですね。
さて、お次はこちらで
OLD
LINEN
SHARK COLLAR
JACKET
EUROPE MADE
発色の良い鮮やかなレッドカラーが特徴的なシャークカラージャケット。
ライトな素材感なのでシャツジャケットっぽくお召しいただけます。
以前にも全く一緒のパターンのイギリスのビスポークの物が入荷しましたね。
中々イレギュラーな形だと思います。
ナチュラルで美しい開きのシャークカラー。
開襟なので涼しげな印象ですね。
フロントの少し低めな位置に並んのボタン留めフラップポケット。
こちらは飾りでは無く、しっかりとポケットとしてお使い頂けます。
また、使われているゴールドのボタンと程良いアクセントになってますね。
そして、裾に入るこのスリット。
ベント的な役割があるんでしょうか、、、?
あまり見た事ないデザインなので目的がイマイチ分かりませんね。笑
カフスのデザインもかなり変わったデザインだと思います。
存在感のあるカラーリングなので、白Tにチノパンの様なシンプルな合わせの羽織として合わせてもらえると扱いやすいかと思います。
同じく開襟繋がりでこちらを
OLD
Taddei
OPEN COLLAR SHIRT
MADE IN SWISS
ブラウンとグリーンの糸で織り上げれた玉虫の様な光の加減で色味が変わる生地感。
よく見るとしっかりとチェック柄になっている面白いファブリックですね。
特徴的な開襟のデザインですが、
トップボタンを閉める事でワイドカラーの様にも着用頂けます。
こちらも裾はスクエアカットなのも良いですね。
こちらのスタイリングで使用したアイテムです。
サイズはスタッフジミーでジャストサイズ。
ミリタリーパンツとの相性は抜群ですね。
お次もオープンカラーでこちら
OLD
walbusch
OPEN COLLAR SHIRT
EUROPE MADE
ドイツのファッションブランド、ワルブッチのオープンカラーシャツ。
ライトグレーカラーに絣柄の雰囲気の良い生地。
よく見てみるとヘリンボーン織なのも良いですよね。
ボタンは全てプラキャップのスナップボタンで着脱がしやすいのも魅力的ですね。
ラストはこちらで
〜70's
MERODE
SHARK COLLAR JACKET
MADE IN FRANCE
フランスのMERODE社製のシャークカラージャケット。
少し大ぶりな襟のデザインが年代らしいですよね。
裾付近にはしっかりとポケットが付きます。
スマホとかならすっぽり入りそうな容量です。
袖先のデザインも独特ですね。
また、前見頃のみ太めな糸の編み込みの生地の切り替え。
ジャケットなので、1枚で着る事はあまりないかと思いますが、かなり透けるかと思います。笑
ヨークから袖にかけて一直線に伸びるシーム。
さり気ないですが、クオリティの高いデザインだと思います。
この霜降りっぽい生地も表情があって良いですね。
少し駆け足になってしまいましたが、本日はこの辺で、、、
店頭も少しずつ春夏仕様にしてお待ちしております。
週末もstraysheep 有楽町店を宜しくお願いいたします。