いつも当店をご利用頂き、誠にありがとうございます。
STAFFジミーです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが先日、年始からヨーロッパへ買付に向かっていたオーナーの世田が帰国いたしました。
買い付けてきた商品はこれからメンテナンスや値付けをしながら続々と入荷してくるかと思いますので乞うご期待くださいませ!
今回は早速、有楽町に届きましたこちらから
革靴が纏まって5足程入荷しております。
早速ですが、、、
一足目はキング・オブ・シューズとも称されるこちらのブランドから
OLD
JOHN LOBB
CITY
MADE IN ENGLAND
SIZE 7 1/2E
JOHN LOBBと言えばの一足、CITY。
恐らくはクロケットメイドですかね。
現行でまあるCITYⅡが誕生した事により2007年に廃盤になった今は無きモデル。
ラストはCITYⅡで使われている7000ラストではなく8695ラスト。
最近でも何度か復刻しているようで、ファンの多さも伺えますね。
7000ラストに比べてややボリューミーで無骨なシルエットでありながら、プレーンな内羽根のストレートチップのドレッシーな雰囲気。
装飾のないミニマルなデザインなので、冠婚葬祭の様なフォーマルなシーンから普段使いのカジュアルなシーンまで幅広いシーンでお使い頂けるのも魅力ですよね。
きめ細かいやや肉厚なカーフレザー。
この艶感からも革質の良さが伺えますね。
ビスポークブランドらしい細かく正確なダブルステッチ。
この技術力の高さは流石ですね。もはや芸術的です
当時の着用回数としてもそれ程無かったのか、かなり良いコンディションかと思います。
こちらのスタイリングは
JACKET...1940 BRITISH MILITARY WOOL HOSPITAL JACKET
SHIRT...OLD 100,000-CHEMISES COLLARLESS SHIRT
PANT...1940 CANADIAN MILITALY COTTON TROUSERS
イギリス軍のホスピタルジャケットにカナダ軍のコットンパンツのジャケパン風のスタイルで
プレーンな内羽根ストレートチップだと、幅広いスタイルで使えるので便利ですね。
このややボリューミーなフォルムはミリタリーのアイテムとも相性がいいですね。
お次もジョンロブの象徴的なモデル。
OLD
JOHN LOBB
WILLIAM
MADE IN ENGLAND
SIZE 6E
ジョンロブパリのウィリアム。
ジャンロブのパリ支店が1970年代後半に閉鎖寸前まで追い込まれた際にエルメスグループが買収した為、ジョンロブパリはジョンロブロンドンとはまた別会社扱いになりますね。
元々ビスポーク専門だったジョンロブがここから既成靴を取り扱う様になったのは有名な話ですね。
こちらはダブルモンクシューズの原点とも言われているモデル。
1945年に2代目当主であったウィリアム・ロブがウィンザー侯爵に向けて造ったモデルと言われてますよね。
アビエーターブーツをデザインソースに持つので、ミリタリーライクなややボテっとしたフォルムにシボ革のブラウンレザーの雰囲気がよく合いますね。
キャップトゥでドレッシーな要素もしっかりと
程よいサイズのストラップは過剰過ぎず、かと言って控え過ぎない程よい華やかさを加えてくれてます。
こちらのスタイリングは
JACKET...70's Barbour SOLWAY ZIPPER
KNIT...40's SWEDISH MILITARY PRISONER V-NECK SWEATER
SHIRT...OLD RAF COLLARLESS SHIRT
PANT...40's WOOL STRIPE TROUSERS
バブアーのソルウェイジッパーにキャスケットでカントリーなスタイル。
やや光沢感のあるドレッシーなウールストライプとの相性もいいですね。
裾先から覗くストラップも良いですね。
お次はこちら
OLD
Church's
GRAFTON
MADE IN ENGLAND
SIZE 60G
4都市チャーチのグラフトン。
外羽根のフルブローグ、ラストは人気の73ラストを継承した100ラストが使用された一足。
1970年代から存在する当モデル、フルブローグで英国カントリーらしいルックスは魅力的ですね。
アッパーにはブラックカラーの傷や汚れが付きにくく、雨にも比較的強いポリッシュドバインダーカーフに
コバからの水の侵入を防ぐストームウェルト
それに加えて、水の侵入に強い厚さ1cmもあるダブルソールが採用されており、悪天候でもお召しいただけるタフな一足ですね。
降水量の多いイギリスらしい気の利いたディテールも魅力的ですね。
つま先には大ぶりなメダリオンで
アッパーには美しいパーフォレーションが施されております。
通常の英国靴ではあまり見られない、羽根から踵を回り、ぐるっと一周するパーフォレーションのデザイン。
米国靴で見られる様なロングウィングチップによく似たルックスで、アメカジのスタイルなんかにもハマりが良さそうです。
こちらのスタイリングは
JACKET...40〜50's COTTON WORK JACKET
KNIT...OLD WOOL SWEATER
PANT...40's BLACK CORDUROY PANTS
フランスのコットンワークジャケットとブラックコーデュロイのスタイリング。
カジュアルな雰囲気のスタイルにもハマりがいいですね。
ブラックコーデュロイとカントリーな雰囲気のGRAFTONの相性は抜群ですね。
お次はこちら
1984
Paraboot
PLAIN-TOE SHOES
MADE IN FRANCE
SIZE 9
現行の筆記体のロゴではなくブロック体の少し古いパラブーツ。
恐らくは1984年製かと思います。
ボテっとしたボリューミーな外羽根プレーントゥ。
元々は登山靴を扱ってた当ブランドらしいルックスですね。
履き口の劣化を防ぐ為に、羽根の部分から履き口をぐるっと一周するレザーパイピングや
踵の補強とタフにお使い頂きやすいのも魅力的なポイントですね。
若干の使用感はありますが、まだまだ履いて頂けるくらいのコンディションです
シボ革のブラウンレザー、アッパーの部分の革質は非常に柔らかく、そり返りが良いく足への負担も少なく、デイリーにお使い頂きやすい一足かと思います。
こちらのスタイリングは
JACKET...OLD COTTOM TWILL WORK JACKET
KNIT...PEREGIRE WOOL TURTLE NECK SWEATER
PANT...50's STRIPE COTTON TROUSERS
フランチワークとコットンストライプパンツでワークなスタイル。
ボリューミーなボテっとしたルックスなのでドレッシーなスタイルより、こう言ったカジュアルなスタイルの方が馴染みは良いかと思います。
革靴最後はこちら
OLD
CEBO
LEATHER BOOT
MADE IN CZECH SLOVAKIA
SIZE 9
チェコの100年以上の歴史を持つクラシックスニーカーブランド、セボのレザーブーツ。
元々は軍用のフランス空軍やベルギー軍などにスニーカーやブーツなどを納入していた歴史を持つブランドなので、もしかしたらこちらもミリタリーの一足かもしれません。
光沢感の強いブラックレザーで上品な佇まいの一足ですね。
デザインはシンプルなストレートチップ。
装飾がないのでスッキリとした印象です。
着脱のしやすいスピードフックのデザインなのも魅力的ですね。
内張は古い年代ならではのコットンキャンバス。
レザーライニングに比べて、軽量で軽やかにお楽しみ頂けるかと思います。
お次は纏まって入荷しましたこちらで
40's
SWEDISH MILITARY
PRISONER
V-NECK SWEATER
MADE IN SWEDEN
SIZE FITS LIKE UK34
スウェーデン軍で使われていた恐らくは囚人向けに使われていたVネックセーター。
お恥ずかしながら、初見なアイテムでした。
それぞれ個体差はありますが、ベージュの様なカラーリングの物と、グレーカラーの2色ご用意しております。
囚人服らしい簡素な造りではありますが、それが逆にこの洋服の雰囲気によく合いますね。
細かく見ていくと
古い年代らしい少し荒っぽいウール生地。
程よいVゾーンの深さで、レイヤードしやすそうですね。
カマは高めでここで少し窮屈さを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、逆にインナーとして使った時にごわつく事なく合わせて頂けるかと思います。
こちらは袖先のみリブが付きますね。
これは数を見てきた訳ではありませんが、今回入荷したものに限ってでは、ベージュカラーのパターンには裾のリブはありませんでした。
胸元には特徴的なワッペンが取り付けられてます。
この数字は囚人番号とかなんですかね?
他の個体を見ると
ワッペンの形や取り付け方はバラバラですね。
丸であったり、カプセル型であったり、ポケットの様になっていたり、、、
グレーカラーのタイプには袖、裾共に年代らしいやや長めなリブが付きます。
こちらのスタイリングで使用したアイテムですね。
トーン違いのブラウンカラーのソルウェイジッパーと合わせて。
セーターの少々荒々しい雰囲気とカントリーテイストのバブアーなんかは相性良いかと思います。
サイズはスタッフジミーでジャスト?ですかね。笑
胸元のワッペンは少し癖はありますが、スタイリングのアクセントとしてもお楽しみ頂けるかなと思います。
お次はこちら
1940
BRITISH MILITARY
WOOL
HOSPITAL JACKET
MADE IN ENGLAND
イギリス軍のホスピタルジャケット。
イギリスの負傷兵などに着用させていた様なアイテムですね。
イギリス軍の数ある名作の1つとも言えるアイテムですかね?
元々1着店頭にご用意がございましたが、今回新たに入荷いたしました。
しかも新入荷の方は
サイズ3のグッドサイズ。
縮絨したウール生地に発色の良いブルーカラーが特徴的ですね。
4つボタンで浅めなVゾーン。
襟裏にはステッチもしっかりと入ります。
サックコートの様なラウンドした裾のカッティングによるAラインのシルエットも魅力的ですよね。
肩線は後ろ下がりで
浅めなセンターベント。
このスタイリングで使用した1着です。
鮮やかなブルーカラーとベージュカラーの相性は良いですね。
サイズはスタッフ高嶋で丈感はジャストですね。
肩幅は若干小さめな印象です。
Aラインのシルエット、ラウンドした裾のカッティングのお陰で、パンツとの繋がり方が非常に綺麗ですね。
そしてVゾーンも浅めでインナーはカラーレスシャツのみでも十分ですね。
好みによってはスカーフやタイドアップのスタイルも良いかと思います。
かなり大きな個体が多い気がするので、このサイズ感はかなり希少な1着かと思います。
お次は先週に引き続きになりますが、、、
こちらを
フランスのコットンワークジャケットが新たに入荷しました。
中でもおすすめのこちらを
40〜50's
COTTON WORK
JACKET
MADE IN FRANCE
SIZE FITS LIKE FR46
フランスのコットンワークジャケット。
青みの強いインクブルーカラー、程よくアタリが出てる雰囲気の良い1着ですね。
フランスらしい綺麗な丸襟に
年代らしいラッカー塗装のメタルボタン。
付いてるボタンは全て塗装が取れ、錆びてきていますが、これはこれでとても雰囲気いいですね。
胸ポケットは付かず
ウエストポケットのみのミニマルなデザイン。
肩の取り付けは、いせ込みで
後ろ下がりの肩線も年代らしいですね。
そして、よーく見てみるとヘリンボーンの様な織柄ですかね。
アタリが出ている部分を見てみると少しジグザグしている様な気がします。
以前に入荷した商品で
これと同じパターンのものがあり、スタンプ等は消えてしまってますが、恐らくはこちらもミリタリーの1着かと思います。
こちらのスタイリングで使った1着ですね。
フレンチでは王道なスタイル。
サイズはスタッフジミーでジャストサイズですね。
綺麗な丸襟、いせ込みの肩のラインが非常に綺麗かと思います。
最後はこちらで
40's
STRIPE
WOOL TROUSERS
MADE IN FRANCE
SIZE FITS LIKE W31
少し古めなフランスのウールストライプトラウザーズ。
フロントフライのトップは年代らしい2連ボタンで
その下はフック留めの仕様。
クラシカルなインタックのワンプリーツで
テーパードのかからないストレートなシルエット。
股の部分のガゼットや
針式のシンチバック
両玉縁のバックポケットに入る弓形の補強ステッチ
ハンドで取り付けられたウエスト部分の裏地や股の部分の当て布などと年代らしい丁寧な仕立ても魅力的ですね。
こちらのパンツは
こちらのスタイリングで使った一本ですね。
程よい光沢感でカントリーでいなたいトップスの雰囲気をうまく中和してくれているかと思います。
サイズはスタッフジミーでジャストサイズ。
ストレートなシルエットが美しい一本です。
ワーク、ドレスどちらの側面も持つので、合わせるシューズの選択肢も多く、一本持っておくと重宝するかと思います。
少し短めですが本日はこれくらいで
週末もSTRAY SHEEP有楽町店を宜しくお願いいたします。