いつも当店をご利用いただき誠にありがとうございます。
STAFF杉上です。
梅雨明けしたにも関わらず、今週から東京は雨が続きますね…
最低気温を見ても、22,23℃になるそうです。
22,23℃だと、服装はライトアウターや羽織物があると良いとされる気温で、出番が少なくなっているであろうジャケットやパーカー等が再登場する機会ではないでしょうか。
今回ご紹介するパーカーは正直、
少し分厚く保温性もあるアイテムになりますが、パッと目を引くようなデザイン性があり、機能性にも富んだ1着。
ですので、オススメさせていただきます。
OLD
" SOS "
SMOCK PARKA
MADE IN FINLAND
サイズ: L
カラーが多く取り入れられた1着です。
フロントの中心
ブランド " SOS "のロゴがありますね。
ロゴの三角形が山のマークに見えます。
" SOS "はスウェーデンのスキーウェアのブランド。
こちらの1着はフィンランド製のようですが、
北欧で製造がなされていた可能性がありますね。
80'sあたりのSOSのスモックパーカーは古着屋でも何度か見たことがありました。
やはり、どれもカラーバリエーションが豊富で、目立つアイテムが多く見られました。
例えば、ネオンカラーの真っ黄色のものであったりです。
雪崩や遭難や何か危機があった時に目立ち、救出しやすいように目立ちやすい色になっていると思います。
実際に、ミリタリーのMA-1はじめフライトジャケットも裏側は目立つようにオレンジのものもあるので、同じ理由かと。
※参考画像です。
さらに、このスモックパーカーには、
イギリス軍やベルギー軍のスモックやジャケットでも見られるビーバーテイルもついております。
股の下を通して、パーカーが脱げてしまわないように固定するのでしょうか。
雪の積もる山岳を歩いたりするような場合だと、
別の装備もあるので、そういったものと掛け合わせてハーネスのようにする可能性もありますね。
いずれにしても、チープなスキー用・山岳用スモックパーカーだとこういったディテールは備わらないと思います。
ウエストと裾にはドローコードもあり、
冷たい空気を取り入れないようなディテールも備わっています。
胸ポケットと左袖、両脇にポケットもあり、収納力も抜群です。
ポケットがこれだけあれば、手ぶらで過ごせますね。
バックは至ってシンプルです。
肩には重い負荷がかかっても生地を傷めないように、革での補強が。
ドンキージャケットのようなディテールですね。
重い荷物を背負うことも想定しているということは、スキーのみならず、少し触れた雪の積もる山岳等を歩く方達に向けたものなのかもしれないですね。
袖口はスナップですが、
3段階絞りを変えられるので、袖口の幅が大きくても安心です。
こういったさりげないディテールは日常生活で用いる私達にもたいへんありがたいです。
機能性が特化した服でも、
どのように現代に落とし込むか、
またこの1着のように、機能性が目的でついている肩の補強やポケットが「デザイン」、「機能美」として捉えられることも服の面白さだと僕は考えています。
ロゴのシンプルさもいいですね。
スウェーデンのブランドとあって、
国旗の位置付けは1番前でした笑
では、最後に実際にSTAFF高嶋に着ていただきました。
※パーカー以外、スタッフ私物です。
チノと合わせていただきました。
「身幅もゆったりあり、着脱もしやすい1着」
とのこと。
細身のデニムと合わせてもシルエットにメリハリがつき、よりスモックパーカーが引き立てられるコーデになると思います。
可動のしやすさから、高嶋さんのgoodサインがこぼれました。
こちらのスモックパーカーは、
ライニングはナイロン。
パーカー等は少し脱ぎ着がしにくいものが多かったりしますが、
このナイロン素材の引っかかりにくさから実際の着脱がスムーズに出来るところが良い点です!
今回は、スモックパーカーをご紹介致しました。
アウトドアアイテムをいかに格好良く着るか、
1つのアイテムでもコーディネートの仕方は様々で、十人十色だと思います。
組み合わせの思考を巡らせ、もっともっとファッションを楽しんでいきたいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
明日からも是非、STRAY SHEEPでお待ちしております!