いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます
STAFF 尾方です。
今回も映画の紹介から。
「ナイト・オン・ザ・プラネット」
監督 ジム・ジャームッシュ
制作年 1991年
以前ご紹介した「コーヒー&シガレッツ」と同じ監督です。
こちらも有名な作品でオムニバス形式の映画。
5つの都市でのタクシードライバーと客との出来事を描く作品で、個人的に最初の若い女のタクシードライバーの物語が非常に好きです。
おすすめなので是非ご覧下さいませ。
ここから本題
今回は当店で取り扱っているアクアスキュータムについて書いていこうかなと。
きっかけはつい最近のニュースで見た、アメリカ・ニューヨーク発祥の“ Supreme ”と“ Burberrys’ のコラボレーション。
英国紳士服のBurberrys’にアメリカのスケーターファッションで有名なSupremeの組み合わせは衝撃を受けました。
そこでSupremeが過去にどんなコラボレーションを行ったのか気になって調べてみると、なんとアクアスキュータムともコラボしていると知りました。
Aquascutumの歴史や成り立ちを簡単に。
Aquascutumは1851年、ジョン・エマリー(John Emery)氏が設立したブランドです。
ブランドのアイコン的アイテムはトレンチコート、柄ではクラブチェックが有名かと。
先ずはブランド名の由来から。
Aquascutumはラテン語で「水」を表す「aqua」、「盾」を表す「scutum」の2語を組み合わせた造語で「防水」を意味します。
よく比較としてAquascutumとBurberrys’があげられますが、どちらもトレンチコートの元祖と言われております。
その理由の1つが防水生地の違いになります。
Aquascutumならではの生地「Aqua5」
Aqua5はコットン100%でドライクリーニング後の再防水加工を必要としないという当時の革新的な技術です。
有名な俳優といえば以前ボルサリーノのブログでもご紹介いたしました、
ハンフリー・ボガートを筆頭に様々な俳優が着用しております。
ブランドのお話はこの位にして現在店頭にあるアクアスキュータムのアイテムをご紹介していきます。
コットン100%のバルマカーンコート。
こちらはダブルネームのものになります。
裏地は赤が映えるチェックで、Aqua5のタグもしっかりと。
このタグは年代判別の要因になるそうです。
ヴィンテージとしてはバルマカーンコートに対して見かけることが少ないセットインスリーブ。
裏地はトーンの暗い幅広のストライプ。
こちらのAqua5タグは黄色くAquascutumの文字が入ります。
先程のタグよりこちらのタグの方が新しいことが多いみたいです。
シンプルなバルマカーンコート、はじめのコートより少し大きめ。
裏地は上品なレッド。
Aqua5のタグは赤文字が入り、割と古い年代に入るみたいなのですが、こちらはポリコットン生地。
なのでよく年代は分かりません。
ポリコットン生地でもAqua5のタグが付くみたいですね。
こちらは先程のコートと似ていますが裏地が違うのとコットン100%
裏地はダークトーンの様々な配色が目を引きます。
こちらは割と古い年代に付く赤文字表記のコットン100%なので割と古いのかもしれません。
最後はトレンチコート。
写真ではお伝えしずらいですが薄くピンクがかった春らしい色合いです。
こちらはウールギャバジンなのでAqua5のタグは付きません。
裏地の色はシャンパンゴールドで非常に上品さが醸し出されています。
参考までに着用STAFFの身長体重を。
トレンチコート以外の物は178cmのスタッフ
トレンチコートは185cm のスタッフです。
以上5点のAquascutumのご紹介でした。