いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。
STAFF 尾方です。
年明けから季節も進み、徐々に春に向かっていくのを感じます。
店頭でも既に春物をお探しのお客様が増え、徐々にスプリングシーズンのアイテムが動き始めております。
そこで今回は入荷致しました KLASICA 22SS アイテムのご紹介。
今回も実にKLASICAらしいアプローチのアイテムです。
22C-10TRS
GOSSE
22C-17TRS
GOSSE
今回はパンツで、各1色、生地違いでの展開になります。
こちらは色がブラックのコットン100%
コットンという素材ながらに若干の光沢感も垣間見え、実際に手で触れるとシャリ感もあります。
春という季節に黒色でありながら軽やかさも感じさせる生地感。
こちらが実際によりで撮った生地。
ウエストには2タック。
股上はかなり深く、ヒップ周りはかなりゆったりしており、股関節周りの可動にストレスを感じません。
後ろのポケットフラップも特徴的で、ボタンを隠すような仕様になっておりミニマルな印象。
こちらは裾になるのですが、ワタリから前後にダーツが入っており、非常に立体感、ボリュームを感じます。
私自身、パンツはジャストに履くことが多く、KLASICAのこのボリューミーなパンツはかなり新鮮です。
そして全体。
このパンツは私が履くと明らかに短いとは思います。
ですが10ホール位ある編み上げブーツや、逆にボリューム感のある短靴で、個性的な靴下を履いて見せるなど、工夫次第でファッションの幅が広がりそうです。
こちらは型としては同じですが、注目すべきは生地。
コットン、シルク、リネンの混紡生地。
それでもってウォッシュ加工がされてあるグレンチェック柄。
かなり情報量が多く、個人的には古着的な面白さを感じさせ、KLASICAらしさをまざまざと全面に出したようなパンツに思います。
こちらが生地の寄り。
こちらのパンツもグレンチェックとネップ、コットン、リネンの素材のお陰で非常に春らしく、清涼感も感じさせてくれるルックス。
ディテールは先程のパンツと同じく、ウエストに2タック。
後ろのフラップの仕様。
ダーツの入った裾。
こちらのパンツ、イギリスの伝統的な柄であるグレンチェックを用いています。
普通はジャケットやスラックス、綺麗めなスタイルのアイテムで使用されることが多いです。
敢えてウォッシュ加工を施し、シルエットもボリュームを効かせたバルーンシルエットに近いルックス。
気持ちの良い違和感で、アイテムとして好きです。
ディテールのご説明は以上です。
今回のKLASICAも個人的にはかなり刺激的でした。
有楽町店の方はオーセンティックなアイテムを中心に扱い、流行り廃れのない普遍的なスタイルをご提案しております。
KLASICAのアイテムはそこに、いい意味での一石を投じるようなブランドに感じます。
八分丈程のパンツはデザイン強めでまだお持ちの方も少ないと思います。
私自身も身長のためかしっくりくる丈感がまだ見つかっていません。
KLASICAはヴィンテージらしい雰囲気に一癖あるエッジの効いたデザインがまたなんとも。
どうすれば上手く履きこなせるだろう、どう合わせればスタイリング出来るだろうと考えるきっかけを与えてくれるブランドだと思います。
いつもKLASICAにはファッション本来の楽しさを再確認させて貰っています。
これを読んでくださっている皆様の内の少数の方にでも刺さってくだされば幸いです。
以上、KLASICA 22SS パンツのご紹介でした。