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STAFF 尾方です。
今日は外の気温もかなり暑くなっております。
そんな中開催されているオリンピックは日本勢がメダルラッシュですね。
8月3日に行われた陸上 400mH 決勝 ノルウェーのカルステン・ワーホルムが45秒94の世界新記録で優勝しました。
それまでの世界記録を大きく更新し、400mHで45秒台突入という大記録を出しました。
400mHの記録としては異次元のタイム。今後の活躍に注目したいですね。
ここから本題で、
今回はサスペンダーを使用したスタイルのご紹介です。
先ずはサスペンダーについて軽く説明を。
ヴィンテージパンツに良く見られるベルトループが無く、サスペンダーボタンのみ付いたディテール。
そこから段々とベルトが主流になりサスペンダーはフォーマルウェアに使用される事がほとんどとなりました。
始まりは18世紀のフランス革命の頃にサスペンダーが生まれたと言われています。
当時のスラックスはかなり股上が深く、
肩から紐の様なもので吊ったほうが動き良く機能的に適していたからとの事です。
そもそもサスペンダーという言葉自体はアメリカで、イギリスではブレイシーズと呼ばれています。
※サスペンダーはイギリスではガーターやアームバンドの事を指す場合もあります。
よく昔の映画の中でサスペンダーを使用したスタイルを良くみますが、
個人的に印象的なのは「時計じかけのオレンジ」です。
映画の内容自体はかなり過激で2回目を見ようとはあまり思わないのですが、
サスペンダーを使用してステッキを振り回し街中を闊歩する姿は強く印象に残っています。
最近では古着屋さんでこの映画のTシャツが置いてあるところをよく見かけます。
話は戻りまして、現代ではベルトが主流でサスペンダーをされた事がない方も多いと思われます。
そこで今回はサスペンダーを使った事がない、これから使ってみようと思っている方に向けてコーディネートを2つご紹介したいと思います。
1つ目はこのブログを書いている途中でSOLDとなってしまいましたが、
フランス軍のリネントラウザーズを使用したスタイリングです。
半袖シャツにリネンスカーフを合わせ夏らしくスタイルを組みました。
リネントラウザーズはサスペンダーを使用した際の独特なドレープ感を強調する為に敢えて大きめのサイズを選択。
サスペンダーを使用するメリットの1つとして写真見て頂いた通り、腰から裾に掛けて綺麗にラインが出るのでスタイルが非常に良く見えるという事があります。
続いて2つ目は細めのフランス製コットンストライプトラウザーズを使用したコーディネートです。
シャツにBONCOURA別注 抜染ドットシャツを合わせ、足元にはエンジニアブーツを。
今回は大人の雰囲気を出したかったので全体の色のトーンを暗めに合わせました。
サスペンダーを付けるにしても細身のパンツ、太めのパンツでシルエットの変化を楽しめるので色違いや型違いでいくつか持っておくのがおすすめです。
夏のスタイルはシンプルになりがちですがサスペンダーは1つアクセントして使えるので是非この夏から取り入れてみてください。