いつも当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
STAFF北島です。
まだまだ朝晩は冷え込む日が多く、何を着るのか難しい時期ですね。
そこで今回は個人的にも愛用していて、今の時期にぴったりなアウターがまとまって入荷致しましたので、ご紹介させていただきます!!
70’s~80’s
FRENCH ARMY
M64 PARKA
"ライナー付き”
ONE WASH
MADE IN FRANCE
SIZE 92C
PRICE ¥21,780(tax in)
今回はDEAD STOCKで入荷し、当店でワンウォッシュしております。
サイズは全て92Cでのご用意となります。
表記通りバスト(胸囲)が92cm,着丈はショート丈。ワンウォッシュ後で88cm程。(若干の個体差がございます。)
STRAY SHEEPのSTAFF全員が着用出来る不思議なサイズ感です笑
M64パーカーはフランスで1964年から80年代頃まで採用されていたみたいです。
ライナーは取り外し可能ですので、春、秋、冬と3シーズン着まわせる汎用性の高い1着です。
デザインとしましては、アメリカ軍のM51フィールドパーカーをデザインソースとしており、フード一体型になっております。
ポケットが低い位置の縦型になったり、ドローコードが内側になったりと小さな変更はあるものの、M51の面影を感じられる一着です。
個人的にM51より、M64派なのですが理由は2つあります。
まずは、生地です。
M64はコットンサテンの生地を使用しております。
諸説ございますが、M51も最初期は厚手のコットンサテン地を使用していたみたいですが、雨に濡れた時に重くなる為、主流であるコットンナイロンの生地に変更されたみたいです。
お洒落な国フランスはやはり見た目の美しさを取ったのでしょうか笑
実用性で言えばM51の方が良いのかもしれませんが、ファッションとして考えるならコットンサテンの方が上品な光沢感があり、軍物でありながらどこか都会的な雰囲気を感じます。
そもそも、サテン織というのは繻子織の事で古くは中国でシルクの高級感、光沢感を最大限引き出す為の織り方だったみたいです。
ですので、コットン素材だとしても生地の交差が少なく、凹凸が少ない織り方の為、この上品な光沢感が生まれるんですね。肌ざわりも滑らかで非常に触り心地の良い生地が個人的に好きなポイントです。
そして、もう一つ好きなポイントはラグランスリーブと後ろの裾がスクエアになっているところです。
M51と大きく変わったポイントでもあります。
まず、袖の作りですがM51はセットインスリーブ。M64はラグランスリーブになっています。ラグランだと何がいいのって話ですけど、簡単に説明すると腕の上げ下げがしやすいのと、アームホールが太くなるので中に着こめる点です。
また、ショルダーポイントを気にしなくて良いので、ゆったり着用する事も出来ます。
次に後ろの裾について。
モッズコートと言えば皆様お馴染みの、フィッシュテールですよね。
こんな感じの魚の口みたいなやつです笑
勿論、フィッシュテールも素敵なデザインですが、個人的に少し武骨すぎるというかミリタリー感が強い気がします。
これは好みの問題かと思いますが、個人的にはスクエアな裾の方がミニマルなデザインで色々なスタイリングに取り入れ易いと思っています。
この写真は1年前くらいに京都へ旅行に行った時の僕です。
めちゃくちゃロン毛ですね笑
旅行に行くときは、ほぼM64を着て行っています。
汚れを気にせずガシガシ使えるので、旅のお供にもピッタリかと思います!
今の時期はライナーを外して羽織るのに丁度いい季節ですね。
こちらのM64パーカーは有楽町店、川崎店、共にご用意がございますので是非お近くの店舗にてご覧くださいませ。
また後日スタイリングのブログも書こうと思うので是非参考になさって下さい!
それでは皆様のご来店、心よりお待ちしております。