春の装いの準備はいかがでしょうか?

いつも当店をご利用頂き誠にありがとうございます。

STAFF J太郎です。

3月も早いものですでに半分が過ぎようとしております。

日に日に春の陽気に近づいているのを実感していき、装いも冬から本格的に春使用になってきています。

さて、有楽町店のディスプレイも春使用に徐々に変わってきております。

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店内中央はブルーアイテムを中心といたしましたスプリングアイテムを

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フランスやイギリスを中心としたコットンジャケットも入荷しております。



今回は有楽町店で初となるこちらを。

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[UK Levi's]

以前より川崎店では展開していました“EURO Levi's”

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今年の春アイテムとして初入荷いたしました。

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今回入荷しましたのはUK Levi's。


UK Levi'sは内タグにMADE IN UKと書かれています。

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タグを見ているといろいろと情報が。


タグの下を拡大すると……

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一番下に15-23AVENUE.ARNAUD.FRAITEUR BRUSSELS,BELGIUM.書かれています。

Levi's社はベルギーのブリュッセルにヨーロッパでの本拠地を置き、最初はアメリカ製のアイテムを販売していましたが時代が流れるにつれイギリスやフランス等にも工場を作り現地での生産をしていきました。

流通しているUK製の物は80's〜90'sぐらいまでのが多くみられます。

Levi'sは90年代末期にアメリカ本国の工場を封鎖してしまいました。

それを追うようにイギリス工場等も封鎖し、後のEURO Levi'sの工場はチュニジアがメインとなります。

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短い期間での製造ということもありなかなか多く流通しないアイテムですが、

「そもそもアメリカ製501と何が違うの」

とお客様からご質問を度々受けます。

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よく言われているのは同時期のアメリカ製と比べますと縦落ちしている個体が多いこと。
これについては、一説でらアメリカで使われなくなった染料をヨーロッパでは継続して使用していたためと言われています。

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個人的には縦落ちも違いの一つかと思いますが、そもそもシルエットがアメリカ製と違いがあると思います。

アメリカ製501の土臭さがある力強いシルエットに比べ、UK製501はヒップ周りから腿周りにかけてすっきりとしたどことなく上品な匂いが香るシルエットです。

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ヴィンテージの定番のLevi'sですが、製造国によって違いがあるというのもまた楽しみでもあり発見でもあると思います。