ご無沙汰しております、オーナーの世田です。
8,9月とヨーロッパ買い付けに行き、その後は阪急うめだ本店にて開催された英国フェアへ出展。
ここ最近は、買い付けた商品のメンテナンスに日々奔走しております。
一日でも早く皆様に新たな商品をご紹介できるようにいたしますので、楽しみにお待ちください。
さらに今週末も楽しみは続きます。
BONCOURA祭り at STRAYSHEEP YURAKUCHO 10/24,25
いよいよ待ちに待ったイベントが今週末に迫ってまいりました。
このイベントにあわせて昨年から打ち合わせを重ねていた、スペシャルアイテムのご紹介をさせていただきます。
BONCOURA × STRAY SHEEP Limited
Moleskin jacket NAVY noir
SIZE 36, 38, 40, 42
PRICE ¥ 54,000+tax
今回のコラボレーションのテーマは、「ヨーロッパワークの総括」
そのなかでも、とりわけブリティッシュワーク、フレンチワークに焦点を当ててアイデアを組み立てていきました。
ブリティッシュであり、フレンチでもある。2つの要素が自然な形で融合した、唯一無二のアイテムをつくる。
「本物を超えたホンモノ」
このさじ加減とリアリティ、雰囲気はボンクラでしか作りえないものでした。
まずは、素材。
ボンクラオリジナルのダークネイビーモールスキンを使用。
「ダークネイビー」とはいうものの、非常に濃い色合いです。
さらに、モールスキンという素材の特性上、光の加減で、光沢を放つ黒の表情を覗かせます。
先日アップした動画でも、その表情の豊かさを確認していただけると思います。
ダークネイビーというと、まさしくブリテッシュワークに多く見られる色合いであり、メンズクラシックにおいても代表的な色合いです。
一方、フレンチワークに代表される黒(noir)は、フレンチワーク独自のものです。
ボンクラオリジナルのこの素材によって、2つの要素が見事に融合したアイテムに仕上がりました。
NAVYであり、noirである。
このような二面性を示すために、あえてNAVY noirと名付けさせていただきました。
この二面性は素材だけには限りません。
形は、スタンドカラーのワークジャケット。
さらにテーラードジャケットのようにも着ていただけます。
フィッティング、細部のディテールなど、ところどころにフレンチ、ブリテッシュらしいディテールを取り入れています(おそらくお好きな方には、お気づきの方も多いと思います)。
今回の撮影でも森島氏とストレイシープでさまざまな着方を楽しませていただきました。
まだまだ、ご紹介したいディテールはございますが、説明しすぎるのも野暮というものです笑。
まずは、体感していただきたいアイテムです。
当日は、NAVY noirはもちろんのこと、森島氏から直接、フィッティング、モノづくりの背景などをお聞きできるチャンスですので、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
最後に、私の個人的なモールスキンジャケットの思い出を。。
・・・実は今から8年前、若い(笑)
こちらは、私が創業当初から着続けてきたものです。
いつも無茶苦茶な海外買い付けを、ともに戦ってきた相棒でもあります。
手が震えるようなスペシャルに出会ったとき。
初めて行った街での大量発掘。
夜明け前からマーケットに向かう日々。
特に気を使うでもなく着続けてきましたが、気づくとここまでの表情に。
自分で言うのも恥ずかしいですが、ワークジャケットらしい、いい着方をしてきたと思いますし、私の「歴史」が刻まれたモノでもあります。
今回のNAVY noirもこのジャケットと同じく、「ともに歴史を歩んでいける」一着に仕上がっています。
気負わずに、着倒していただきたい一着です。
気づいたときには、手放せない相棒になっているはずです。