どうもSTAFF J太郎です。
最近は台風と秋雨前線の影響で雨続きでしたが、
本日は久しぶりの秋晴れ。
運動の秋や読書の秋と言われますが、
私J太郎はやはり”食欲の秋”になります。
最近は有楽町ビルにあるマーブルのビーフカレーにハンバーグトッピングを。
さて本題になりますが、
季節が秋めいてきますといよいよファッションも本番となります。
秋冬のファブリックとしてやはり欠かせないのが”TWEED”
ヴィンテージのTWEED JACKET はまだ入荷しておりませんが、
ADJUSTABLE COSTUME から個人的に待ち望んでた帽子が届きました。
ACー069 「KEEPERS TWEED」
COLOR OLIVE・CHARCOAL
SIZE 58・60
PRICE ¥15,800+tax
今回のアイテムで注目のポイントは何といっても生地が
”キーパーズツイード”
を使った品であることです。
キーパーズツイードとは、イギリスの貴族や領主の狩領地を番する管理人の「ゲームキーパー」と呼ばれる人達のために考案されたと言われているツイードのこと。
狩領地を番するゲームキーパーが薮や森の木々の枝等から、体を傷つけず生地も破れない様に密度を高く織られた丈夫なツイード生地。
このキーパーズツイードを織っているのは1868年ツィードの発祥地HAWICKに設立した老舗ミルメーカー“LOVAT ”
LOVATで織られたツイードはスポーツ(狩猟)に適したしっかりした打ち込みが特徴で、英国のカントリージェントリマンに愛用されています。
(実はLOVATでもオーダーがない限り通常ですとキーパーズツイードは織られていないとのことです。)
ゲームキーパーは馬に乗り仕事をしていたといわれてるせいか、おもにヴィンテージではハッキングジャケットが多く存在します。
私もこのキーパーズツイードジャケットに憧れ所有もしていますが、以前よりこの生地を使ったキャスケットがあればと想像していました。
そんなおり、ADJUSTABLE COSTUMEのデザイナー小髙氏から展示会にて、キーパーズツイードのキャスケットを生産していたと聞いた時は震えました。
更にヴィンテージではオリーブカラーがほとんどのキーパーズツイードですが、なんとチャコールカラーもあると言われたから驚きました。
これを聞き、今回の秋冬では是非取り扱いたいと思い、オリーブとチャコールの二色をお願い致しました。
OLIVE
CHARCOAL
基本スタイルは当店では以前から定番の
【20's STYLE CASQUETTE】
1920年代のアジャストベルトを装備したキャスケットをベースにし、細かなところまで限りなく当時の物に近い雰囲気を再現した一品。
基本スタイルの8枚はぎ
アジャストバックルは、金型からオリジナルで製作し細かい模様まで当時の金具を忠実に再現しています。
キーパーズツイードのハリコシがある硬い生地を使いましたので、被り始めは硬さがありますが、時間がたつにつれて頭の形にフィットしていきます。
入荷してから好評頂いており、色もどちらにするかと悩まれる方も多いです。
私は悩むのを諦めて2色買いしてしまいました。
このキャスケットは長い年月使いこむことで味になるアイテムなので興味のある方は是非店頭にてお試しください。