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スタッフ ファルコンです。
前回に引き続き、今回もミリタリーのジャケットをご紹介します。
前回はROYAL NAVYでしたが、今回はBRITISH ARMYです。
胸に二つ、腰に二つ、合計4つのフラップ付きポケットを持ち、肩にはエポレット、背中にはプリーツがあるこのスタイルがSAFARI JACKET若しくはBUSH JACKETと呼ばれるジャケットの特徴です。
メンズの服の多くが軍服をルーツに持つものが多いので、BUSH JACKETもそうだと思い調べてみたのですが、正確なところはわかりませんでした。
サファリジャケットは19世紀の末にアフリカの草原地帯・サファリに出かける目的のために考案された衣服とのこと。
カーキ色の軍服自体は1948年に英領インドのイギリス軍で採用されて広まり、イギリス軍全体に採用されるに至ったとの記述を見つけたのですが、これがBUSH JACKETだったのかどうかも不明です。
因みにイギリス軍のブッシュジャケットの説明でよく記載されている”Aertex”と言う生地、メッシュのような組織で速乾、通気性に優れた特徴を持っています。
この生地自体はマンチェスターにあるAertex社(生地名が社名です)でなんと1888年に発明されたもの。
第二次世界大戦時にイギリスの女性陸軍の制服に採用され、その後中東及び極東の全てのイギリス及び連邦の陸軍のブッシュジャケット、ブッシュシャツに用いられた生地になります。
こちらは当店で黒に後染めをした物。オリジナルのカーキカラーも格好いいですが。黒く染めてコーディネートしやすい雰囲気です。
夏に着れるVINTAGEはなかなか少ないですが、こちらのジャケットであればこれからのシーズンにも着て頂けると思います。
ご興味のある方は是非!!